ハイスコアガール(4) (ビッグガンガンコミックススーパー)

著者 :
  • スクウェア・エニックス
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感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757539563

感想・レビュー・書評

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  • 不思議なもんで、一切喋らない大野さんなんだけど表紙の大野さんの表情で彼女がどれだけワクテカしてるか伝わってくるという。
    喋らなければ喋らないだけ、読者は大野さんという子がどういう子か分かっていく。もちろんハルオの導きも合わせて。

    今回はみんな可愛さ満載。
    宮尾くんもキラキラ土井くんもかわいい。後ろでいい仕事している。
    日高さんもかわいい。ハルオが好きでゲーム上手くなっちゃったとか泣ける。
    ガイルさん達のツッコミも安定。じいやも安定。
    お母さんもグッジョブ。いいお母さんだわ。
    ハルオも今回は優しさが結構ストレートに表に現れててかわいい。

    そしてなんといっても大野さん。
    ハルオに見つけてもらった時の顔。ハルオがお母さんに電話してる時に待ってる顔。ハルオの寝顔を覗く顔。素直にうなづく大野さん。
    なーんにも言わないから、余計そこにいろいろ読み取って切ない気持ちになる。
    なんかもうこれはあれか。ゴリラーマンみたいに最後まで喋らないのか。
    期待しちゃうぞ。期待しちゃうぞその言葉。

  •  対等でいたいと思ったからこそ頑張りたい。人間関係が動く第4巻。

     対等になりたい。大野と対等になりたかったからこそ頑張った勉強。それでも報われなかったけどもう一度コンティニューしだしたハルオに拍手を送りたい。そして、そんなハルオと対等でいたいと思った女の子日高。なんだかんだラブコメらしく矢印が向き合わないもどかしさがこの作品には溢れています。好きな人と対等でいたい、大野がハルオに求めるもの、ハルオが自分に足りないと思っているもの、日高から見たハルオ。それぞれがどこか臆病でいて誠実なのが微笑ましいです。

     しかし、そんな関係に終止符を打つように動き出す日高。日高に対してハルオがどういった答えでくるのか、優しさあふれるこの男が出す答えっていうのが非常に気になります。キュンキュンしますなぁ。

  • 鉄拳2やバーチャコップとか、モータルコンバットがでたりなつかしすぎ...
    日高がとうとう告白した結末がめちゃくちゃ切なかったです...

  • 皆泣いちゃって。。
    もう結末ばかりに興味が行ってしまう構成になってきて、ゲームネタは薄い感じ?
    実際に、皆がゲームがコミュニケーションの一つになって行っていることに自覚しつつあるから、そういう変遷も考慮して何でしょうね。
    12月遠い。

  • ■書名

    書名:ハイスコアガール(4)
    著者:押切 蓮介

    ■概要

    思春期100メガショック!!

    『STG』って最近元気なくね? そんなAG転換期だった古き良き格ゲ
    ーブーム最盛の1995年。むさ苦しい男と少~しだけ女が蔓延る場末
    のゲーセンで、彼女はひとり悩んでいた──。
    (From amazon)

    ■感想

    格段に面白くなってきました。
    絵も綺麗で見やすくなって、少しずつ一般に受け入れられる絵に
    なってきている気もします。
    ゲームと恋愛を上手くからめて、面白い展開にしていますね。
    まあ、正直ゲームバカがここまでモテル事はないでしょうけどね。

    第4巻にきて、恋愛色が強くなってきましたが、ゲームも相変わら
    ずです。
    私はそんなにゲーセンで格闘ゲームをやっていたわけではないで
    すが、この漫画の空気感が好きです。

    今回も気になる所で終わったので、次回作が楽しみです。
    この漫画はハッピーエンドで終わってほしい気がしますね。

  • 女の子たちがかわいいです!

    そしてハルオが大野さんをどう思ってるか自覚していないことより、そういうんじゃないポジションだったことに驚いたので、むしろこのまま恋にならないでいてほしいぐらい。どんだけ大事なんだ大野さんが!

  • 久々にハイスコアガールの読んでない巻を買って読んだ。

    やっぱ日高さんが好きだなー。 
    29Pの描写好きー。 今回の4巻も面白かったー。

    そういえば、プレステは、昔やってたなー。 うっすら記憶がある。 ゼノギアスだっけ? その作品しか覚えてないわ。

  • きゅんきゅんしたし、切なくなった。
    次が12月って待てない。

  • ■22-credit 1995年6月高校1年生。ハルオは大野に合わせる顔がなく家庭用ゲームばかりしていた。日高が遊びに来てゲーセンに誘い、上達した自分を見せつける。ハルオはゲーセン復活を決意する。「まずは…ゲーセンの感覚を取り戻す…。初心に戻るためゼロからやり直そう!! そして堂々と…、大野(俺より強いやつ)に会いにいく…!!」
    ■23-credit 宮尾と土井を連れて行ったゲーセンで、ハルオは日高と再度戦い負け、逃げる。日高「勝ち続ける事で私に関心を持ってくれるのであれば…。私は絶対に負けない」
    ■24-credit そこにいた大野と日高は体験格闘ゲームで戦いたいが、宮尾の計らいにより「バーチャコップ」協力プレイをする。「…矢口君…、引け目を感じてるみたいなの。……大野さんに対して…。大野さんの本当の気持ちを教えて。今の矢口君を見てるとかわいそうで仕方ないの。もし大野さんが矢口くんに対して関心がなく…、何も感じてないのであれば…。私が矢口君に…」。萌美による締め付け監視が強まる。//
    ■25-credit 7月。厳しい躾に耐え切れなくなった大野が家出した、とじいやから聞いたハルオは思い当るゲーセンを探し、見つける。
    ■26-credit ふたりでビジネスホテルに泊まり、ゲーム。早朝バイトに行く途中、「…大野(アイツ)の支えになってやりてぇな…」。帰りにプリクラを撮る。
    ■27-credit 日高はハルオにプレステを貸しにいく。その代わりセガサターンを貸してもらうが、机の上のプリクラを発見してしまう。送ってもらう帰途、「私は矢口君の事が好き。大好き」再戦で勝ったら私と付き合って、と持ちかける。//
    ■special-credit 1995年4月日高はゲーセンで修業しながら、男子的エロ的世界に耐えている。

  • ピコピコ少年では非モテだったのに。
    美少女ふたりにモテモテか⁉︎
    少年時代の妄想彼女がこの作品の中で実現してる…。
    やはり欲求不満は創作の源になるのですね。
    世代も近いし、地元も同じ。ゲームはあまり詳しくないけど、懐かしいタイトルや知ってる地名が出てくるのがけっこう楽しい。

  • 日高さんも大野さんも、どっちもいい子でどっちも応援したい。
    とっても気になるところで終わってしまった。
    大野さんとプリクラ撮るシーンがすき。

  • これが青春だーー!!チクショー!!!!

  • 段々と面白くなってきますね。評価も上がりました。
    ラブコメなんだけど、暖かいところは暖かくて泣けるところは切ない。コメディ部分も下手なギャグマンガより自分は好みです。

    受験も終わり、高校生活。勉強もつまらなくなってきたとき、久々に遊びに来た日高さん。彼女は矢口に認めてもらいたい一心でゲームをやってたみたいですね。健気でいい子です。
    そして、ついに出逢ってしまった日高さんと大野さん。
    矢口のいないところで、日高さんからの先生攻撃で大野は乱れたみたいだけど、「私が・・・」からの続きを言いかけて有無を言わさず不機嫌になったあたり素直ではあるんですね笑

    色々あって、家出した大野さん。じぃやの計らいで探しに行きつつも・・・。ってことで、仲良く遊んでましたが、高校生らしくなりましたね。でも、頭突きしないなーっと思ってたら最後にいただきました。ありがとうございます。
    目は口ほどにものを言うっていうのが、大野さんの表情でよくわかりますね。

    日高さんの告白に戸惑う矢口。青春ですね。

  • 高校生になって互いに距離が出来て様相が変わったが、その分急展開が目白押しで飽きない

  • 90年代周辺のゲーム好きでなくても楽しめるのか?は、正直自信がないけれど。好きな人には文句なく楽しめる作品。とにかくゲームしか頭にない主人公が、2人のヒロインに加え、斜めから見てるくせに深いところでは妙に理解のある母など、暖かい?周囲に囲まれつつ、ひたすら自分の道を究めていく。その姿に、登場人物だけでなく自分も惹かれていってしまう。同世代に青春を過ごした自分には、こんな出会いなかったなぁ。ある意味、理想の姿なのかも(^^;)

  • この漫画のキモは、懐かしのゲームだけが魅力でない所が良いね。

  • ほぼ同世代だからかヤバい。

  • わ〜すごく面白かったです。
    実は作中のゲームはすべてと言ってもいいほどやったことないというか知らないんですけど、そうでなくとも十分楽しめる作品でした。
    ということは、当時はまっていた人にとってはものすごーく燃えるのでは……。

    最初はお互い天敵同士(?)だったハルオと大野さんが徐々に仲よくなっていくんですが、仲よくなると言ってもわいわいきゃっきゃっとはしゃぐのではありません。でもそれがいいです。ハルオが恋愛にまで考えがちっとも及ばないあたりもよいです。

    別れて、やっと再会したけどでもちっとも感動的じゃなくて、それでまた別れることになって、だけどまた会って、となかなか運命的でございます。

  • 大野さんも日高さんも幸せになってほしいなあ。。

  • おいおいハルオマジで青春してんな。ゲームばっかやっててもそんな展開一度もなかったのに……。あ、ゲーセン行かなかったからか。
    日高さんも前に出てきてなんか次の巻で終わりそうな勢いだけど早く続き読みたい。
    でも大野さんに幸あれ。

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著者プロフィール

漫画家。『でろでろ』(講談社)などのホラーギャグに加え、『ミスミソウ』(ぶんか社)など内面的なホラー作品も手がける。1997年、週刊ヤングマガジンにて『マサシ!!うしろだ!!』でデビュー。去年はいいことがあったらしいが今年は不明。月刊少年シリウスにてアクションホラー『ゆうやみ特攻隊』を超絶進行&大人気連載中!

[HP/ブログ]
「カイキドロップ」→ http://www.kinet.or.jp/osikiri/index.htm

「2012年 『NEMESIS No.7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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