咲 Saki 阿知賀編 episode of side-A (6)(完) (ガンガンコミックス)
- スクウェア・エニックス (2013年8月24日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757540521
感想・レビュー・書評
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インターハイ準決勝大将戦!全国の覇権を争う怪物たちが集うこの一局。大星淡の支配、姫子と白水・竜華と怜のコンビプレー、その高き山たちを穏乃は踏破することができるのか?!
大将戦は特殊能力前提の麻雀でバシバシ殴り合う感じで魅せ場満載。大星淡の反則級なパワーの独壇場になると思いきや、その能力に張り合う猛者たち。さらに発動条件などの考察も進み、頭脳戦めいた部分もあって楽しい。それにしても阿知賀のメンバーも強いけど、晴絵の観察眼が強すぎる。
「深山幽谷の化身──そのしずのを相手にして 嶺の上で花は咲くのか」
穏乃こそ真のラスボスなのかもしれない。深い山を制する能力。衣や咲にとっては天敵になりうる。決勝の大将戦も怪物揃いなので、そこでどんな戦いが見られるのか楽しみになった。10年以内には決着してほしい(笑)
阿知賀編という展開上、こういう決着になるのは納得できるけど、白糸台が噛ませみたいになってしまったのがちょっと残念。照だけはもうどうしようもできない存在(笑)
ここで一度連載終了しているものの、本編で決勝が進んできたので阿知賀視点での決勝も描かれていくことに。五十嵐あぐり先生は『シノハユ』も描かれているので、無理のない範囲で続けていってほしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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白水哩と鶴田姫子のコンボ能力、淡どころかプロでも止められない現象なのか……。これって咲-Saki-シリーズに於いて最強クラスの能力なのでは……
そんな二人を擁する新道寺が敗退してしまうのだから、この対局は化物揃いだったのだろうなと思える。まあ、それにしたって怜を膝枕してたら未来予知能力を限定使用できるようになったってのは流石に無茶苦茶が過ぎると思うが
阿知賀編のラスボスとなった大星淡。能力は他人の手を遅くしつつも自分はダブリーしカン裏を載せてロンするというもの
衣も似た傾向の能力を持っていたけど、淡のように全体を支配して上がれないようにしつつ、自分は普通なら有り得ない上がり方を連続するというのは相手にするにはきついだろうな。けれど、他の三人が淡と同等の無茶苦茶な能力を持っていたり、阿知賀では既に淡対策が行われていたりと少し緊張感が物足りなかったような
そういった意味ではこの対局には凡人枠が居なかったのが少しもったいない気がする。池田や末原が担った怪物の恐ろしさを描写する役割は貴重だったんだけどな
そしてこれまでその実力を明かしてこなかった阿知賀編の主人公高鴨穏乃。これは限定的な能力キャンセラー及び支配系か…?
どちらにせよ山の深い所で上がらなければならない淡だけでなく、衣や咲に対して天敵となる能力だね
阿知賀があの白糸台を抑えて一位通過してしまう展開はやりすぎな気もするけど、考えてみればこの準決勝で登場したキャラの殆どが怪物級だったからこのような展開もあるのか
ラストは決勝の舞台を先に見せつつ、本編に繋ぐ展開
以前の赤土では辿り着けなかった決勝戦。もう少し勝利やそれらについての余韻あるラスト描写が欲しかった気もするけど、それは本編でのお楽しみだろうか? -
コミック
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え? 最終局なの??
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最後になって主人公が急にかっこよくなる展開は熱いと思う
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読んで随分経った後から気付いたのだが……というか『シノハユ』が出てからだが,この巻で終わりだったらしい。
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カラーページが三回出てきて、特に最後の使い方が印象的。
大星さんがいろいろやってくれるのが楽しい。