シガレットアンソロジー メンソール (ビッグガンガンコミックス)

  • スクウェア・エニックス
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (149ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757541047

感想・レビュー・書評

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  • 読み終わった後、思ったのは「面白かった」云々より、「よくも、まぁ、こんな豪華メンバーを集められたな、おい」
    冗談抜きで、性別関係なしで大人のカッコ良さが燻ゆる漫画家が集まって、魂の籠った作品がどちらも収録されているので、かなり読み応えがある
    煙草に関わらず、一つのテーマ(酒、刀、動物、殺し屋、などを希望)で多くの漫画家が名乗りを上げて作る、この手のアンソロジーはもっと出して欲しい
    私自身は煙草は全く吸わないが、煙草に対しては悪いイメージはあまり持っていない。ありがちだが、カッコいい大人の必須アイテムだと思っている。煙草が似合う大人、つまりは、自分のルールを持ち、社会に歯向かいつつも、決して、「煙草をポイ捨てする」や「煙の行き先を気にしない」などの、愛煙家の風上にも置けない行動は決してとらない大人の事。要するに、自分の行動に最後まで責任を取るつもりがあって、実際に取れる人間である。そう言う人間だけは、堂々と煙草を吸ってもいい、と私は考える
    個人的に気に入った作品は、『ワンルームシックノーパンツ』(感傷ベクトル 田口囁一・春川三咲)、『グッバイ シガレット』(オノ・ナツメ)、『ふゆきたりなば、』(横槍メンゴ)、『THE CIGARMAN』(内水融)、『魔女の恋人』(水薙竜)
    多分っつーか、確実に、今後、どんな事があっても、この地球から煙草を吸う人間が0になる事はないでしょうね、子供にとって煙草が大人のシンボルである以上
    煙草を吸う“大人”の皆さん、いつまでも、子供が憧れる事の出来る存在でいてくださいね

著者プロフィール

福岡県出身。1992年より「変 ~鈴木くんと佐藤くん~」を週刊ヤングジャンプにて連載スタート。1996年にはTVドラマ化されるヒットを記録。2000年より同誌にてSFアクション「GANTZ」を連載。マンガの背景にコンピューターを使ったCGを取り入れたりするなど緻密な作画とスリルある壮大な展開で好評を博し、アニメ、ゲーム、実写映画化などさまざまなメディアミックスがなされた。 2014年よりイブニング(講談社)にて「いぬやしき」の連載を開始する。

「2014年 『いぬやしき(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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