シノハユ (1) (ビッグガンガンコミックススーパー)
- スクウェア・エニックス (2013年12月25日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757541849
感想・レビュー・書評
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麻雀に青春をかける少女たちの物語『咲』のスピンオフ。『咲』に登場するプロ雀士たちの青春時代を描く作品。主人公は白築慕。彼女は行方不明になった母に見つけてもらうため、麻雀で注目される選手になろうと決意する。麻雀牌を手作りするシーンが好き。慕の強い気持ちが伝わってくるよね。
咲本編と比べると、母との離別という重い導入部から地味目にストーリーが進んでいく印象。けれど、舞台となる島根の風景や会話の間とか、そういうところが丁寧に描かれているところが魅力だとも感じる。物語のテンポは良く、松江こども麻雀大会まで描き切っていたのがよかった。本編でも登場している瑞原はやりも顔を出し、今後の絡みも楽しみに。
「負けてるとつまらないだろ?」という言葉に、
「え?ものすごく楽しいよっ 点差があったらあったで考えることが変わってくるんだから」という返事も素敵だった。
1巻はプロローグという感じなので、これからどう展開していくのか期待。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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コミック
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麻雀をまったく知らないわたしでも読み進められるのは「咲」と同じ。ただやっぱり麻雀知ってた方がより高ぶりとか、熱気とか、より深くつかめるのかな…という感じがする。
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読み終わり
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咲のスピンオフなので、派手なのを予想していたので、思っていたより普通だった(爆)初期の咲を思い出してよい感じでした。そして一番驚いたのは「男子が大会の決勝まで勝ち残っている」って事でしたね。ま~全然出てこなかったけど(^^;
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咲スピンオフもの。
主人公の一途さや健気さは原作の真骨頂。展開もサクサクなので楽しいです。鳥が必殺技。 -
咲シリーズとしてはかなり主人公一人に絞ったストーリー運びに思えて珍しく感じる。
その主人公も新キャラクターで本編の時間軸では何をしているかわからないので先の展開が読めない。 -
『ちはやふる』のアラタを思い出した。
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麻雀の話だとは思わずに購入、表紙から田舎系青春ストーリーだと思ったのに
相変わらず私は五十嵐あぐり先生の独特な間や空気感が好きなようです。
この一冊は数分で読み終わったような気がしますが、とても楽しく好きな作品でした。
でも多分次回は無いでしょう。
題材があまり好きな種類では無いですので…