妖狐×僕SS(11)完 (ガンガンコミックスJOKER)

著者 :
  • スクウェア・エニックス
4.22
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本棚登録 : 1662
感想 : 71
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757543591

感想・レビュー・書評

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  •  完結を迎えた11巻である。物語は百鬼夜行を首謀した二人にまでスポットを当てながら大団円を迎えている。
     ここでの物語は、最初から述べられていたように、時間の重みが鍵となって終結を迎えている。これまで描かれた物語と、描かれなかった数千の物語が堆積し、数千回変わり得なかった結末を変えた。
     タイムパラドックスで消えた第二部の物語にもまた救いを残す結末であり、まさしく大団円というべき結末だっただろう。

     当初の印象からはずいぶん違った、本当にエモーショナルな物語だった。
     この巻のみならず、シリーズ全体を通しての感想も重ねて、最後に星五つで評価しておきたい。良い物語を読ませていただいた。

    • 白百合さん
      良いですよね!いぬぼく!私も好きです。
      良いですよね!いぬぼく!私も好きです。
      2018/04/05
    • clamamusさん
      良い作品ですよね。それだけに、本当に惜しい方を亡くしてしまったと思います。
      良い作品ですよね。それだけに、本当に惜しい方を亡くしてしまったと思います。
      2018/04/07
  • 面白かった!藤原ここあさんはなんというか人との繋がりであったり、絆とかそういうものをよく表現されるなって思っていたが、今回のはそれが顕著に表れれいたように思う。

  •  こういうのは、大抵最後になると、最初のころと大分方向性が変わってきちゃうことが多いけど、このお話は、最初からこのラストに持って行くためのストーリーだったから、最後まで何の違和感もなく読み進められる。
     でも最後はめっちゃ泣いた。
     渡狸くん、彼にいつも泣かされる。
     他の誰もみんな、それぞれの思いを胸に抱いてて、その姿がすごくいいです。
     みんないい子。変態だけど、みんないい子。

  • 最終巻。これは長い長い時間のお話。例え生まれ変わたって、繰り返したって”今”は”今”しかなくて、決して同じではない。けれど時間は重みを増して絡み合い繋がっていく。素敵なハッピーエンドでした。

  • アニメで知って、原作はどんな感じなんだろう…と思ってようやく読みました。後半は結構シリアスが強めだったけど、だからこそ前半のあの過程や幸せな風景がより愛おしくなったし、最後はちゃんと納得できる終わり方でよかった。表紙の二人が幸せそうで本当に本当に…出会えてよかったなぁ…。主従萌えはもちろんなんですけど、輪廻転生とか、そういうネタが好きな自分にはぶっ刺さりました。長い長い時間のお話。きっとここあ先生にもまた出会えると信じて。

  • 泣きました良かったハッピーエンドで、、、本当に良かったです、、、!!!ifの皆んなも笑顔で今の皆んなも笑顔でもうとにかく良かったです、、、!!!!!

  • 職場で後輩とこの話になって、完結したのは知ってたんだけど、読み切ってなかったなと思って!
    作者さんが亡くなってしばらく経ちますね…悲しみ。
    ラスボスがありがちな感じはするけれど、そこまで難しくないタイムリープで、絵も可愛いしおすすめです★
    11巻までってそんなには長くないしね!

  • 読み返しおわり。好きです。

  • 何事も長く続け過ぎると嫌な方向に進んでしまう

  • 奇妙なコスプレが延々続き、時折訪れる狂った恋愛描写のコントラストでもう面白いんだか詰まらないんだか混乱し読み進めざるを得なかった。序幕から壮大な話とは予想はできたものの、斬首で愕然、転生で一気に取り込まれてしまった。
    ファンタジーされどSFな最終話、パラレルワールドが物語的にも時間ものとして秀逸。これは漂流教室の最終話と同じアレです。美しかったです。

  • 残夏たん〜〜ヽ(;▽;)ノ泣けた。

  • 妖怪の先祖返り達が住まう高級マンション、「妖館」を舞台に多士済々な面々が繰り広げる、ちょっぴりハートフルなラブコメディ。

    …というのが始まった当初の本作のノリであり、2年前にアニメ化された時もそんなカラーだったと記憶しています(アニメがそこで切ったのは物凄く正解だったと思う)。

    それが中盤から、まさかのシリアス化。完全に予想外でした。こういう入り組んだプロットは嫌いじゃないけど、前半がそれ単体で良く出来ていただけに、これは賛否分かれそうだなー、という微妙な感想を中盤では抱きました。

    だけど終わってみれば、これは見事な大団円。文句なしのハッピーエンドでした。伏線をきっちり回収し、それぞれのキャラクターにそれぞれの結末が用意される。お見事、です。

    全編通して感情描写が繊細で、要所要所でほろりとさせられました。一番繊細さからほど遠い(と言いつつこの人、途中でもちょいちょい魅せるんだよなー)蜻蛉が、終盤美味しい所を全部持って行ったのはなかなかドSでしたが。悦いぞ悦いぞー。

  • 行間をたっぷりと空けた描写もタイムスリップ&転生モノで見かけ以上に奥行きのあるシナリオも面白かった。
    何より1巻から最終巻までずっと、一癖も二癖もあるキャラクター達が生き生きとしていてとても良かった。

  • 最終巻
    黒幕はやっぱりシモンでした
    犬神が健気で可愛い
    最後はハッピーエンド

  • 野ばらちゃんが好きです。
    残夏が好きです。
    綺麗な絵でキャラが濃厚すぎて、メニアックで、シリアスとほのぼのとギャグとバトルのバランスが絶妙で、結局最後まで読みました。
    そして最初から読み直しました。
    これからも何回か読み直すと思います。
    切なくて。

    (…中途半端にアニメ化するのはよくない傾向だけど、読者が増えてほしいのもたしかなので…複雑だなあ)
    とりあえず反ノ塚がんばれーw

  • おおおわってしまった…!11巻。
    キレイにまとまったようでよかった…よかったけど、ループ後の世界のみんなは、いないんだよね…と考えると複雑な気もします。
    結局思紋さまは最初から狂っていたのか、日々狂っていったのかわかりかねるところです。でも命を思う気持ちはまっすぐなものだったんだよね…??
    最後のほうがちょっと駆け足でしたけど、いい話でした!ちょっとさみしいです。

  • ハッピーエンドで良かった。

  • ここあ先生仕事してくれました。でももーちょっと続けても良かったんじゃないかなあ…もったいなかった気もするけど、まあ綺麗に終われましたね(^O^)

  • プロポーズキタ━(゚∀゚)━!(゚∀゚ 三 ゚∀゚)

  • 【※コミックス注意】

     終わってしまったことが不満で評価を下げました。
     それくらい、私にとってはすごく愛に溢れた素敵でキラキラした物語だったんだよー! 日常のちょっとしたことがキラキラしてくるようなそんな物語で、物語の根底には「妖怪の先祖返りである」っていう設定があるんだけど、そんな設定横にぶっ飛ばしたいくらい、ただそこにキャラクターが生きていてくれて、触れ合ってくれて、会話をしてくれるだけで幸せな物語でした!!

     という訳で、最終巻なので、全編通した感想も含めて書きます。
     かーなーり、愛が暴走してしまっているので、ご注意ください。

     正直、最後の最後まで「愛」しかなかったけど、「これで終わり!?」って拍子抜けするような展開でした。
     命も、本当は悪い人じゃなかったんだ……っていうのと、最後は幸せになれたみたいだからそれはそれでよかったんだけど、ここまでくる間に、散々、本編とは別のおまけ漫画みたいなのガンガン挟んでたのに、この巻はいつもよりちょっと分厚いにも関わらず、一気に最終巻は走りきった感じでしたね。

     で、まあ、最後まで走りきった訳なんですが……。
     連勝が……連勝が……いきなりのばら姉さんに男気見せて、ぽかんですよ! ぽかーん……。
     いや、この二人悪くない感じだなあ……とは思ってたんですけど、思ってたんですけど! まさか、あそこまで連載中にド直球に勝負かけてくると思わなかったので、ちょっとビビりました。
     いや、連載終わってたら何処で勝負かけるんだよ、とか自分でも思わない事もないですけれども、まさかあそこまでのばらたんが割と反応いいとは……ショックだ……なんか嬉しいけど、ショックだ……。
     憧れてた近所のお姉さんを取られた小学生の気分だショックだ……そんなものになったことはないけれど、きっとこういう感じなんだろうなって思うんだけど、違うんだろうか……。

     そして気付けば「あれ? でかくなってる??」な渡狸とカルタんは割と勝手にほんわかムードでいちゃつけばいいと思うのでおいておいて。
     りりちぃの膝を無断使用している残夏くん! 残夏くん!!(お呼出)
     そーたんが怒らなくても、私が怒るよ!! じゃなくて。

     あのー……君が見た未来というのは、何処に行けば読めますか? 読めますか!?(ダンダン)
     そーたんとりりちぃの付き合い初めのたどたどしいデートとか……。
     デートに行く前に一生懸命、「デート特集」とか書いてある雑誌を読んで勉強したのにも関わらず、そーたんに完璧にエスコートされてしまい、嬉しくてドキドキする反面、しょんもりするりりちぃとか。
     自分の子供に大人げなく嫉妬しているそーたんとか!!
     そういうのは何処に行ったら読めますかねぇ?! ねぇ!?

     うわーん悔しいー!
     だって、この物語って、解決してからも萌えの宝庫だし、公式が最大手だったのに、もうその新しいのが読めないなんて!! 読めないなんて!!(2回言った)

     あー……生きてる理由が一つ減ったわー……(大げさ)

     でもまあ、アレですよ。
     ここまで大当たりしたんだし、次の作品は残念ながら、この本以上ではないようなので、一段落付いたら、絶対に番外編特集とか出してくれるって信じてる! 信じてる!! 私、信じてるから!!(勝手に)

     ってぐらい面白かったです。
     萌えをどうもありがとうございました。
     途中、違う平行世界に行ってしまって、キャラクターの年齢設定めちゃくちゃにされた時はどうしようかと思ったけど、最後戻って来てくれてよかったです。
     でも、平行設定の年齢差もそれはそれで美味しかったので、いかれちゃった時のショック感程、戻って来てくれた感動が薄かったのは残念だなあ。
     特に、胸の大きなかるたんが、渡狸を「ぎゅっ」ってするところとか、めっちゃかわいかった。かわいかった。

     番外編待ってます!(力強く)

  • やさしくてかなしくて、愛のある漫画だった。
    大好きな反ノ塚くん。。。最後まで彼らしくて最高でした。

  • ついに大好きな『いぬぼく』が終わってしまいました・・・!(涙)

    妖怪の先祖返りとして生まれた凜々蝶(りりちよ)と
    同じく先祖返りとして生まれ
    凜々蝶のSS(シークレットサービス)として側で仕える双熾(そうし)と
    その他先祖返りの愉快な仲間たちがおくる
    主従マンションラブコメディーとなっております。

    「ラブコメ」と謳ってはおりますが
    根底にはかなりシリアスな土台が敷かれており
    大きな転機を迎える4巻ラストは激震が走ったほど。
    未だにトラウマでそれ以降一度も開くことができない
    「開かずの4巻」となっております。

    物語は三部構成になっており
    一章「prologue」(1巻~4巻)では現世での凜々蝶たちを
    二章「if」(5巻~8巻)では来世での凜々蝶たちを
    そして最終章「春に目覚める」(9巻~11巻)では再び舞台が現世に戻りますが
    一章とは異なった道を辿る凜々蝶たちが描かれています。

    そこには一章の悲劇を繰り返したくないという想いがあるのでした。


    「現世・来世」という言葉が出てくるように
    この物語にはいくつかの「タイムライン」が存在します。

    たとえば「時をかける少女」では
    現世の主人公が過去へとタイムリープすることで
    未来を変えます。

    怪我をしてしまったなら、
    過去のその瞬間へタイムリープして怪我をしないように回避したり
    はたまたテストの点数が悪かったなら、
    再び過去へ戻ってやり直したり。
    (一度受けてるのでどんな問題が出るのか知っている)

    そういった修正を繰り返すことで
    「怪我するルート」
    「怪我しないルート」
    「テスト悪かったルート」
    「テスト良かったルート」
    といったように、新たなタイムラインがどんどん発生してしまうという理屈です。


    この「いぬぼく」では
    現世の主人公が過去や未来に行ったり来たりするわけではありません。

    ではどうやって別の人生のタイムラインが生まれるのか。

    それは生まれ変わった凜々蝶たち(二章)が
    「前世の記憶を持ったままで生まれ変わっている」
    というところにあります。

    タイムリープはできないけれど
    これから起こる悲劇をまだ知らない、前世の自分たちを救うために
    手紙の入った「過去へのタイムカプセル」を埋めます。

    過去が変われば今の自分たちは消えてしまうかもしれない。

    生まれ変わって再び出会った二章の凜々蝶と双熾。
    けれど凜々蝶が愛しているのは前世の双熾だった。
    愛されるために全てを「彼」として振舞った。
    そんなふうにして生まれた歪な関係。
    自分を通して彼女が見ているのは前世の「彼」。
    僕ではない。

    それでも凜々蝶を愛していた。

    だから彼女が愛した「時間」を救うために。
    彼女が愛した「彼」を救うために・・・



    そして最終章は未来からのタイムカプセルを
    一章の凜々蝶たちが掘り起こすところから始まります。

    途中までは一章と同じルートを辿りますが
    未来の自分たちへタイムカプセルを埋めるシーンで
    一章では何事もなくそのまま埋めるのですが
    最終章では先に埋まっている未来の自分たちからのタイムカプセルを発見することで
    別ルートの未来へと進んでいきます。

    それに付随して一章では
    タイムカプセルに入れる手紙と
    双熾への菓子折りに添える手紙が
    手違いで入れ替わってしまい
    タイムカプセル用に書いた双熾への告白めいた手紙を本人に読まれてしまうという
    ニヤニヤせずにはいられないラブコメ展開が発生します。

    このシーンは「いぬぼく」の中でもかなり胸熱なシーンで
    これをきっかけに凜々蝶と双熾のお付き合いが始まる
    とても重要なトリガーイベントでもあるのですが
    最終章では別ルートの未来へと進んでしまうので
    このイベント自体が発生せず
    二人の気持ちが通じ合うこともなければ、
    お付き合いも始まりません。

    むしろ未来からのタイムカプセルによって
    これから起こる「百鬼夜行」を知らされた凜々蝶は
    双熾を失うことを恐れてどんどん距離をとっていくようになるのです。

    そしてこの最終11巻で
    この長い長い時間の物語に決着がつきます。

    最終巻にて初めて語られる
    「百鬼夜行」の元凶でもある命(みこと)と思紋(しもん)の物語は
    「無邪気という名の矢」で射抜かれたような残酷さがあり
    矢の刺さってしまった「愛」はかたちを変え歪み
    とても切なく悲しい物語でした。

    あぁ、こうして百鬼夜行は始まってしまったんだなぁ・・・と。
    最後の最後で命と思紋が愛おしく思えたなぁ。。。


    「いぬぼく」は4巻を読み終えた時点で
    これってハッピーエンドになるのか!?と
    一抹の不安を抱えながらずっと読んでいたのですが
    無事、ハッピーエンドでよかった!!(感涙)

    11巻は双熾の死亡フラグがちょいちょい立っていたのと
    この壮大な物語にハッピーエンドの結末があるとしたら
    それはどんなかたちなのか自分でも分かりかねていたのと
    ここあせんせいなら殺(や)りかねないと
    心のどこかで思っていたのがあって
    もう本当にハラハラしました!

    読み終えたあとは幸せな気持ちで満たされましたし
    何より作者が思い描くこの物語の結末を
    しっかりと、思う存分、余すことなく、魅せていただけた気分で
    とても良かったです。

    表紙カバー裏にはそれぞれのその後を思わせるカットが描かれていて
    特に双熾のカットはもぉ~~~~~~~感無量!!
    よかったね!そーたん!!(うるうる)


    でもこのハッピーエンドの双熾は
    一章の双熾とは違うタイムラインの双熾なのですよね。。。
    そう考えるとなんだか切ないです。。。

    それぞれの章の凜々蝶と双熾。
    同じようでいて、違うけれど
    それぞれに愛すべきところがあるのが
    読み手としてはこれ以上ない至福でした。

    そしてどの二人にも心が通じ合う瞬間があり、救いがある。
    それがとても素敵です。

    いわば同一キャラクターを
    ここまでいろんな角度から表現できるここあせんせいの引き出しの多さに
    感動せずにはいられないのでした。


    「いぬぼく」のシリアスな部分を重点的に切り取って書いてしまいましたが
    ラブコメシーンもほんとうに面白くて
    ニヤニヤが止まらなくなってしまうくらい大好きなんです。

    「自分は凜々蝶さまの犬」と従順に振る舞いながらも
    なんだかんだ凜々蝶を手篭めにしてしまう双熾とか
    凜々蝶を愛しすぎて壁一面に凜々蝶の写真を貼った凜々蝶部屋を作ってしまう双熾とか
    その部屋でたくさんの凜々蝶に囲まれながら寝て寂しさを紛らわす双熾とか(凜々蝶は修学旅行中)
    もうそんな偏愛っぷりだけでご飯3杯イケます!!

    登場するキャラたちも
    それぞれ愛すべきキャラばかりだし
    ここあせんせいの描く絵、キャラ、ストーリー、
    その全てが私は大好きなんだ!!ダンっ!!(机に突っ伏して握りこぶし)



    それにしてもその見た目とは裏腹に
    中身が一番イケメンなのが蜻蛉だ。


    ここぞというシーンでの名言は
    たいてい彼が言っています。

    「ドMを内包してこそのドS!」
    というセリフはとても奥が深かった。

    あと最後のそぼろ弁当、最高に可笑しかったなぁ^^


    「いぬぼくシークレットサービス」、これにて完結。
    愛すべき作品をどうもだな!(凜々蝶ふう)


    ブログでも紹介しています。
    http://oshirukomoe.jugem.jp/?eid=1404
    よかったらお立ち寄りくださいませ^^

  • 完結。つまりヒロインは思紋さまということでおk?

  • いぬぼく最終巻。
    物語としては面白かったけど、最後がちょっと駆け足すぎたのでは?と感じた。単行本を厚くして無理に一巻にまとめるなら二巻に分けてじっくり描き切ってもよかったような…。
    ともあれ、ここあ先生面白かったです。

    すでに新しく連載している「まほあく」はコメディっぽいので今のところ様子見中。

  • まさかのババアエンド。
    続編はないのよね…。

  • アニメ化しておりました。

    ど真ん中。
    とりあえず 凄く好き。

    妖系だから余計好き。
    色々な登場の仕方、妙にマニアックだったりしたりするのもツボ。
    様々いる妖の中で案外好きなのが『妖狐』だったりするんで。
    主人公 凛々蝶(りりちよ)が可愛すぎ!
    妖として変化するスピード感とかも素敵だし♪
    2巻Lastに双熾(そうし)と通じ合えたの、嬉しかった。
     ちなみに4コマが何編か付いております。
    そして3巻、完全に通じ合う双熾と凛々蝶。ラブラブ度が上がってます♪
     豆狸とカルタが良い感じで。でも、何故かカルタが上?
     ついでに4コマ付いてます。
    衝撃の4巻。とりあえず野ばらの妖怪退治。年明けの里帰り。
     里帰りで凛々蝶と双熾が一緒に悟ヶ原思紋に会う。この人がキー。
     新キャラとして出て来た『犬神命』は何処に付いているのか?
     そして。双熾死亡。
     物語は再び凛々蝶と双熾の再開から始まる。
     番外編が載っております。
    5巻。再び1話。転生して頭の中が混乱する凛々蝶。一緒に混乱する私。
     『小戸村ちよ』登場。そして『蜻蛉』と同じ学校、クラス。
     『反野塚』は生存。『残夏』は転生。『野ばら』転生で中3、『カルタ』は二十歳。
     23年という月日が流れ『前回の記憶』を持ち続けるのは上記の4人と、蜻蛉。
     双熾は微妙。だが、凛々蝶を守る事だけは徹底している。
     lastはちょっとアダルト指向のいぬぼくの番外編。かーなーりー可愛い♪
    6巻で完全に第2章突入しております。
     豆狸はカルタとペア。そして通じ合えた瞬間、カルタが大泣き。
     夏休みに、『思紋』&『クロエ』が一瞬登場。
     妖館はビーチへ皆で1週間滞在。
     妖館に帰り、蜻蛉に『思い出せ』と迫られた凛々蝶は、蜻蛉の素顔を見て倒れる。
     陰で見ている双熾+命。
     そして凛々蝶はすべてを思い出す。思い出す・・・
     転生して変化した凛々蝶は現在へと帰る。
     現在へと帰り、双熾とのss解消を申し出る。
     凛々蝶の決意とは?双熾の秘密は?豆狸の友達とは?
     やっぱり野ばらの『扇型絶対領域』って、メニアック! 
    7巻で23年前の『百鬼夜行』を再現しようと命が動き出す。
     8巻で第二章完結って言ったけど・・・
     この間では渡狸だけが前世の記憶を失ったままで悶々と。
     そして双熾は凛々蝶の『想い』だけでこの世に出て、そして色々知った。
     喜怒哀楽。そして色々な想い。
     凛々蝶の『僕が死んでも僕の意思が今度こそ』『彼を助けてあげられる様に・・・』この言葉で全てを物語っている。
     どーんとシリアスなだけにlastはコスプレ大会と化してます。
     えぇ、勿論野バラの趣味全開で。
     それが、また可愛い!可愛すぎる!!
     番外編。ハロウィン大会もコスプレ大会。私打ち抜かれました。
     魔女のコス、すっごく可愛い凛々蝶
     双熾の『悪戯希望で』の即答に爆笑。
     可愛すぎる凛々蝶の悪戯に双熾メロメロ。
    8巻、第二章終幕。
     卍里の記憶を夏目が読んで、思紋様の桜の下へ。
     命の『百鬼夜行』を止めるために。
     その戦いの中、凛々蝶は双熾を助ける事が出来た。
     そして、過去へ タイムカプセル を埋める。
     発見された所で二章が完結。
    9巻から第三章へ突入・・・ どうなるんでしょう?
     物語、結構重いので、八巻の後半は作者の『箸休め的』に笑えます。
     肝試しで、卍里の変化が可愛過ぎ!
     カルタの絶食事件は自室での『流し素麺』って!
     前半は昔のままのでの各々の物語。残 夏の昔話が悲しい。
     誰も彼も悲しき幼少時代を送っているのだなーと。
     そして、『タイムカプセル』を開けるに至る。
     物語は動き出す。彼方此方のマンションが襲われているという。
     百鬼夜行が動き出している。凛々蝶と双熾は離ればなれに。  
    10巻。命の率いる百鬼夜行は現れず。が、その黒幕は『思紋様』であるという事実が判明。
     一度は妖館を離れた皆は、個人の意志で再度妖館へと戻る。
     そこに居るはずの双熾は居らずに双熾の実家に乗り込む凛々蝶。
     彼を救い出し、晴れて妖館に戻った皆に待ち受けていた情報。
     それは『蜻蛉の死』。
      オマケの『体育祭』が爆笑で…
    11巻last。
     長い長いお話の種明かし編。
     転生もそうだけど思紋を想う命の健気さ。
     初めて思紋と会った命の『愛している』の気持ち。
     思紋に喜んで欲しくて、命は百鬼夜行を作った。
     卍里がタイムカプセルから受け取った2通。
     1つは自分宛、1つは『命を救ってやってくれ』との内容。
     卍里の一言で百鬼夜行は崩れ、皆無事に生還。
     初めて卍里の活躍を見たような気がする。
     ちなみに蜻蛉は死んでません。
     反ノ塚は野ばらに求婚。
     蜻蛉は残夏と新たなる旅へ出る事に。『貴様の未来を探しに行こう』と。
     勿論凛々蝶と双熾は恋人同士へと昇格。
     1つ前の自分達の姿を見る残夏は『穏やかな顔して笑っている』と凛々蝶に告げ。
     近くの未来で凛々蝶と双熾の子供がいる事を見る。
     その中には渡狸とカルタの子供も…
     妖館に新キャラの金髪幼女がチラリと登場。 
     皆、自分の足で前進するんだろうな。

    また、転生してくるのだろうけど、どうなるんだろうね。
    やっぱり可愛い女の子は良いわぁ~。
    メニアック!

  • とても良かった。「長い長い時間のお話」というキャッチフレーズが心に染みる

  • 完結編。幼女しもんさまかわいかった。
    裏表紙の奴は、物語後の写真だったんですね。
    おつかれさまでした。

  • まず手に取った時のコミックスの厚さに驚きました。
    そしてとうとう完結。
    急いで話を纏めたのかしら?と感じましたが
    ifの世界も含め皆それぞれが幸せの形に纏まって
    いて読後感は良かった。

    そしてそう遠くない未来、父親と息子の起こる
    だろうバトルに苦笑しつつ、小さい内のマザコンは
    可愛いけれど、成人してからもマザコンは嫌だわと
    嫁目線でつい見てしまう自分がいました。

  • なんなんだ。。。この終わらせかた。
    めでたしめでたし?めでたくはないが、みたいな?
    ないよねーーー。
    残念です。

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