古泉智浩さんの感想
2018年6月30日
狩撫麻礼さんが亡くなってずっと買ったままだったので読んでみた。不器用な優しさと遣る瀬無さがたっぷりだった。弟と牛山が暮らすエピソードが特によかった。
世間の底辺に蠢く、市井の人々を描けば天下一品! デビューから一貫して、そのような人々を描いてきたが、3.11以降、世界の矛盾を描くように作風が変化。 「2017年 『曇天三茶生活 我、かく闘えり 』 で使われていた紹介文から引用しています。」