刀京始末網-ツキニホエル (ファミ通文庫 325)

著者 :
  • KADOKAWA(エンターブレイン)
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本棚登録 : 42
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757714564

作品紹介・あらすじ

半年前-。愛する男をその手で打ち殺し、それでもなお、始末として戦い続けることしかできない雅。何故戦うのか?何故生きているのか?本来なら敵である愚連・九郎との馴れ合いにも似た日々と、繰り返される出口のない自問の果てに、雅は一つの答えを導き出す。女として、人として、そして始末として、不器用であるが故に背負う哀しい戦いの運命とは?退廃の街・刀京で繰り広げられる、愛と狂気のアクション・ストーリー第2弾。

感想・レビュー・書評

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  •  月は、人の心を狂わせると言う。青い星から遠く遠く離れた、石の固まりのようなその物質と人の心の間に、一体どんな因果関係があると言うのだろう。
     月はただ、変わらずそこにあり続けているだけなのに。
    (P.93)

  • ぐっと暗い感じになっていたけれど、いい本!主人公大好き!そして明と九郎も好き。でも、まさかこの本で女性向けな(?)文がでてくるなんて思わなかった。

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著者プロフィール

2002年にファミ通文庫でデビュー。主な著作に『三月、七日。』シリーズ、『東雲侑子』シリーズ(ファミ通文庫)。『デビルメイクライ』シリーズや『鬼武者Soul』などのゲームシナリオの他、漫画原作も手がける。

「2016年 『この恋と、その未来。 ―三年目 そして― 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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