黒き星の皇子: セブン=フォートレスリプレイ (ファミ通文庫 417 SPECIAL STORY)

  • KADOKAWA(エンターブレイン)
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757718753

作品紹介・あらすじ

…四〇億年後の地球。世界はひとりの魔神により、滅びの時を迎えていた。地球で最後の守護天使ソルティレージュは、唯一魔神を倒す可能性を求め、"未来に書かれた日記"を携えて過去へと飛ぶ。そして出会う。運命のふたり…神条皇子と、東雲摩耶に。『ナイトウィザード』リプレイ「紅き月の巫女」に続き、m‐LOGIN誌で好評連載されたシリーズ第二弾っ!『セブン=フォートレスV3』のシステムを利用して、堂々登場だ。

感想・レビュー・書評

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  • ソルトがうすいんじゃねと指摘されているが
    英魔さま視点でみれば4役であり非常に美味しい一冊
    紅巫女より短い話だがそれだけに気楽で楽しい

  • 紅巫女の後に読んだのでページ数も少なくて、あっさり読めた印象。
    一番笑ったのはキャラ作成の下りとか言ってしまうとさすがにひどいかな(笑)。
    ベル子さんは今回GMに便利に使われただけという印象なんですが、なんか以降に繋がるんでしょうか?
    クライマックス〜エピローグにかけてキャラの設定がえらくうまい具合に噛みあったなぁと関心。
    でも、あの仕掛けは割と早いうちにそ~なんだろうなぁという読みはあった(笑)。

  • 今さら読了。
    時代の流れを感じます。後から少しずつ読んでいる身としては、今一わからない部分もあるものの背景の説明は有難い。シナリオは結構挑戦的な作り方で、再読するとGMはこの時点でオチ意識してたんだなぁとか味わい深い。

  • 柊蓮司サーガで、ベール・ゼファーとか登場してるし。敵役としてあかりんとかドリームマンも登場してるのに。ナイトウィザードではなくセブンフォートレスなリプレイ。
    みこしりーず。

    ムキムキになったグィード(しかし神谷は「星を継ぐ者」未読なので、グィードはムキムキなのしか知らない)とか、おかしいです。田中天さん絶好調。

    展開は結構ジェットスピード。でも纏まりは意外と良く、キャラが立ちまくってる分面白かったです。崩壊三歩前なバランスは見事。
    萌えを狙ってみたという皇子くんは、萌えっつーよりネタに思えましたが。ラストの萌とか、超異常。

  • この感じだと、ナイトウィザードの世界に、セブン=フォートレスのキャラクターが入り込んでいるみたいな気がするのですが、なぜか、メインは、セブン=フォートレス リプレイです。
    主人公が、セブン=フォートレスのキャラクターだからかな。

    実は、「白御子」は、この後の話で、読む順番間違えた感じです。まあ、あんまり、話はつながってないので大丈夫でしたが。

    しかし、木暮さんって、なんでこんなにキャラがたっているのだろう。「白御子」のときは、なんにもしないほとんどNPCみたいなキャラを自分から進んでしていたし。
    なんで、そんなことが思いつくんだ?
    田中天とか、ドリームマン鈴木とか、と同じぐらいRPG遊び方がプロだと思います。GMしてるとき、こんな人がいたら、ヤダ(笑)

    ソルトの正体は、まあ、途中から気づいていたのですが、しかし、こういう勝手につくった設定をあたかも伏線のように絡めるのは、本当に、菊地さんはすごいです。

  •  リプレイとしての読みやすさはさすがとしかいいようがなくて、どうやったらここまで『通して読んでシーンの流れが追える』リプレイを作れるんだろうと思う。いっぱいザックリ切っているんだろうなー。実際のプレイとリプレイの差にすごく興味があります。まあ、永久にそれを知ることはないんだろうけど。作ったシーンがどこまであるかはいいけど、どれだけ取捨選択しているかが不思議。とりあえず、“皇子”という字は登場人物に合わせたタイトルなんだろうから、セッション時のタイトルは違っていたんだろうな、と余計な推測をしつつ。

     プレイに関しては、皇子の人の突っ走りっぷりが多少痛々しいけど、まあ、これはこれでいいんじゃないかとも。こういうプレイヤーさんっているよね……きっともっと、マスターがコントロールしているシーンはあるんだろうと思う。

     シナリオ展開については、読む分には面白いけど、ここまでマスターの意図が組み込まれているセッションは私には難しいなと。マリオネットのようにプレイヤーが与えられたキャラを演じている印象の強いセッションでした。各自で即興で台本を作って読み上げているのであって、最善策を模索するんじゃなくってマスターの提示しているシナリオ意図を読むのが主軸になっているのは、好みが分かれるところだろうと思う。たまにはありだけど、こーゆーゲームばっかりだと、ゲームしている気になれない気もするのです。

     ラストの仕込みは、ああやっぱりきたかと、それにしてもそこまでやるんかいという感じでした。そこまで設定をおっつけられても抵抗がない人でないと、ここでは遊べないんだなぁ。悪い意味ではなく。

  • ナイトウィザードリプレイ・色みこシリーズ第2弾。あと柊サーガ第3話。読ませるリプレイが得意であろうきくたけさんのリプレイのわりに、プレイヤーは楽しそうだなぁという感じがします。いや、内輪的な感じが、少し。とはいえストーリー自体はすごい面白かったのでした、結局。いい伏線が綺麗に仕込まれてたなぁ…

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