荒野の恋 第1部 Catch the tail (ファミ通文庫 505)

著者 :
  • KADOKAWA(エンターブレイン)
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本棚登録 : 194
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757722897

作品紹介・あらすじ

山野内荒野、12歳。"恋愛小説家"のパパと、年若き"ばあや"と暮らしている。中学入学式の日、荒野は一人の少年と出会い、衝撃的な胸のドキドキを体験する。少年・悠也がクラスメートだと知って嬉しい荒野だが、彼の氷のような視線に戸惑う。好きってどういうこと?恋ってなぁに?未知なるものとの遭遇にまだコドモの荒野はオタオタするばかり。そんな荒野が、ついに"恋のしっぽ"をつかまえて-。一人の少女の恋の軌跡を描く『恋の三部作』第一作。

感想・レビュー・書評

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  • 文章は軽くて読みやすい。
    思春期にさしかかった女の子の、広義の性を巡るお話。
    本来ならば、恋と性は切り離すものではないはずなのに、この頃の私達は性とは不純で純粋さが恋なのだと、勘違いしていたのかもしれない。

  • 個人的に大好きな作品。
    桜庭さんには珍しい純粋タッチなのかな?w

    とっても純粋で、何も知らない(ようでそんなこともないけど)
    女の子がいろんなことを知っていくお話。

    ほんわかして苦くすっぱい気持ちになりたい方は
    どうぞ。

  • 感想は「荒野」に記載してます。

  • 思春期な女の子を3部に分けて書いていく物語…のはずだった。
    3部がファミ通から出なかったのが本当に残念。もうラノベ畑に帰ってこないのだろう。

  • ああ、これが恋か。などと、思ってしまった

  • 荒野が純真で可愛い。何でか胸が苦しくなります。

  • ドン亀の恋の発展、始まりの巻。

    胸キュンというより、「あああああもうじれったいいいいいいい!」

  • あまああああい!!
    あまいです、あまい。

    でも、べっとりじゃなくて爽やかにあまい。
    いいね、いいね!

    引き込まれますね。
    素敵だ桜庭さん。

  • とても素敵な恋物語だと思います。
    青春時代を思い出す人も多いのでは。

  • この本を読んで完全に桜庭一樹先生に惚れました。淡々としている様でゆっくり、確実に進んでいく荒野の気持ち。桜庭先生の小説は何時も何処か懐かしかったり悲しかったり思い出すと温かくなれる様なそんな気持ちにさせてくれます。

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著者プロフィール

1971年島根県生まれ。99年、ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞を受賞。著書『少女を埋める』他多数

「2023年 『彼女が言わなかったすべてのこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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