狂乱家族日記壱さつめ (ファミ通文庫)

著者 :
  • エンターブレイン
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本棚登録 : 874
感想 : 87
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757722903

感想・レビュー・書評

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  • 「その醜くも穢れきった指先で凶華様のたおやかな御腕を掴むという冒涜行為を今すぐやめろこのユダ的背徳者」ある日凰火が出会ったのは、罵詈雑言をまき散らすネコミミ、シッポつきの可憐な少女だった。食べ物を掠め取り、大勢の警官に追われるこの人外少女・凶華は一体何者? そして――凰火を襲う最悪の運命とは!? 超常現象対策一課行動部隊長・乱崎凰火と奇天烈な「家族」との馬鹿馬鹿しくも温かい愛と絆と狂乱の物語!! ついに日日日登場!

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    読んでいてまず思ったのが、テンション高っ!
    常時ローテンションを旨とする私には少々入り込みにくかった。最初、読んでて、ちょっと疲れた。

  • あんさんぶるスターズなどのゲームシナリオを書いている日日日さんの作品で、設定や世界観はギャグ要素がたっぷりだけど、感動も与えてくれる作品で気づいたらシリーズ全巻読破してた。本屋さんで余り見かけないけどオススメ。

  • よくわからない尊大な態度の猫耳娘と
    結婚して子供まで出現する事に。

    使命と命令とはいえ、これは…ない。
    適性が貴方だけです、と言われてもちょっと…な情況。
    社会人って、大変です。
    唯一の娘たる存在に焦点を当ててる感じですが
    解決策がすごすぎるというべきか何というか。
    まぁ本人達がそれでいいなら、それでよろしいかと。

  • ライトノベル

  • 閻禍の子供と呼ばれる、特定のDNAを持つ人達が集められ、"家族"として過ごしつつ、母親役の凶華が宴と称して狂乱を振りまく話。 家族の中の常識人は父親役の凰火ぐらいで、後はライオンだったり、虐待されてた幼女だったり、オカマだったり、人造兵器だったり、海月だったり。 ラノベなだけあってスラスラ読めました。 キャラクタ紹介と、優歌の掘り下げみたいな巻でした。 凰火が父親に選ばれた理由はなにかあるんだろうか?という点が気になった。 振り返ってみれば、2018年初ラノベだ。

  • 深くはない、深くはないが、とにかくハチャメチャであればいい。
    問題を理不尽に解決する。それが何よりの魅力。
    それまでの過程など些細なこと。

  • ハートウォーミング&デストロイな家族物語です。
    日日日のこの手の作品って、前半部は大体スチャラカな展開で、いきなりシリアスな展開が入ってきて、物語が大団円になりますね。
    この作品でもそういう展開です。
    が、スチャラカぶりが輪をかけてひどいですね。
    真っ当な人間がほぼほぼ出てこないです。
    主人公の鳳火がまともだけど超性能だし、他の家族に至ってはろくなのが居ない。
    ネコミミ超能力持ち、最強兵器、ライオン、オカマのヤクザの息子、家族にいじめられ続けた女の子、正体不明のクラゲに主人公という家族の面々がメインキャラクターなので、普通の話のはずがありません。
    いろいろ主人公が可哀想すぎるけど、結局のところしっかり馴染んでるので、ある意味幸せなのかもしれませんね。
    この巻では、家族の面合わせと、優歌がらみのエピソードになります。
    優歌が優歌になる前の家族との関係で、姉の襲撃?があり、それを撃退するという感じです。
    撃退の仕方がいろいろアレですけどもね。
    物語の最後で家族が増えたので、次巻からは8人家族ですね。
    無闇矢鱈にテンションが高く、楽しく、ザクザクと読んでいけるのが良いです。

  • ほろっときたり笑わせられたり、本当に忙しい小説です。

  • 登場人物みんな好き。
    家族になりたい←

  • 本編全15巻、番外編全9巻完結。
    巻を重ねる毎に乱れてゆく各キャラクター達が大好きです。中でも凶華!

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著者プロフィール

高校在学中に第8回角川学園小説大賞・優秀賞をはじめ、合計五冠の新人賞に輝く。ライトノベル、一般文芸とジャンルにとらわれず執筆を続け、著書に『狂乱家族日記』(エンターブレイン)『私の優しくない先輩』(講談社)。TVアニメ化もされた『ささみさん@がんばらない』(小学館)も執筆。

「2020年 『桃瀬さん家の百鬼目録2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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