- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757725560
作品紹介・あらすじ
心を閉ざしたウィザードの少女、要ねがい。幼なじみの山瀬京介、双子の妹・要いのりは彼女の心を救うため、中学最後の夏休みに担任教師・静=ヴァンスタインの引率で旅行へと赴く。行く先は白い陽射しが降り注ぐ高原。…そして始まる、無限に連鎖する夏の日々。陽炎のように不確かで、迷宮のように出口の見えない"世界の危機"がそこにはあった。『マジキュー』誌にて好評を博した『ナイトウィザード』リプレイ、怒涛の文庫化。
感想・レビュー・書評
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題材はリプレイとして面白いけれども表現が洗練されていない感
現在の手法で同じ題材を扱うとどうなるか見てみたい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これは初読。
今回のシナリオはトリックが結構面白かった。イメージソースはあれこれ思い浮かぶけど、TRPGでそれをやるというのがすごいなーと。
単純に繰り返すだけでもなく、ちゃんとゲームとしてペナルティを設けてPLに危機感を抱かせるというマスタリングもうまいなぁと思った。
しかし、ヒロイン1はともかくとして、ヒロイン2の中の人がねぇ(笑)。まさかのキャスティングに大笑いしました。
それでいて、ちゃんとツボは押さえている辺りさすがだなぁと。終盤のRPとかヒロインとしてちょっと惚れた。 -
みこしりーず。
声優二人もベテランプレイヤーになった為か、「濃い」プレイヤーの代名詞のような田中天さん登場。今回は矢薙さんが優等生プレイヤーを目指してます。が。……ごめんなさい先生、目立たないよorz 4こまのネタにされてるくらいには。好きなんですけどね、静先生。
ストーリー的には繰り返される夏休み最後の日。思い出の場所で死んでしまった幼なじみ。だが、通り過ぎたはずの季節の中、彼女はそこにいた。そしていつしか繰り返される夏の日は、世界中へと拡大していく……。
という、コンパクトに纏まりつつもきくたけ節炸裂な内容。かなり好きです。繰り返される夏の日、はなんか凄く、微妙に背筋が寒かった。
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木暮さんのキャラクターが、すごいですねぇ。
ほとんど、NPCみたいな感じです。しかも、自分から進んで……。
そして、それを捌けるGM……。
実は、わたしは、こういう関係性がゲームのなかにはじめから入っているTRPGって、遊んだことないのです。
PCとしては楽しそうですが、GMは大変そうです。 -
昔、TRPGプレイヤーでした。
今ではやる暇も人員もいないのですが、リプレイだけは読み続けてたりして。
これは設定が「それなんて(ry」で受けた。