- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757733299
作品紹介・あらすじ
「こんな教室は嫌じゃああっ!!」アホの明久は叫んだ。ここ文月学園では、進級テストの成績で厳しくクラス分けされる。秀才が集まるAクラスはリクライニングシートに冷暖房完備だが、彼のいる最低Fクラスの備品はボロい卓袱台と腐った畳だけ。明久は密かに憧れる健気な少女・瑞希の為、組代表の雄二をたきつけ対クラス戦争を始める。それは学園が開発した試験召喚獣を使い、上位の教室を奪うという危険な賭けだった!?第8回えんため大賞編集部特別賞受賞作。
感想・レビュー・書評
-
初めてガッツリとライトノベルという物を読んだ。
元々アニメは好きだったのでこの作品は見てはいたが、これに限らずライトノベル発のアニメは見たことがあったが原作のライトノベルを読んだことがなかった。
今まで自分の中の考えでライトノベルから距離を置いていたが、読んでみて中々に面白かった。
個人的には挿絵などにかなりの違和感を持っていたのだが、人の考えも変わるものだと実感した。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
笑いあり恋ありの学園コメディ。
高校生らしくてよかった。
クラスをこんなに差別化すると平等なんてくそくらえな人間に育つだろうな。
勉強はできないけど、頭がいい子ばかり。
クラスが一つになって何かを頑張るって素敵。 -
学歴偏重主義を掲げる文月学園では、
成績に基づいたクラス編成が行われる。
成績の良いAクラスの生徒は超豪華設備のもと優雅な学園生活を過ごし、
最低評価を与えられるFクラスの生徒は見るも無惨な環境のもとで学園生活を送らねばならない。
主人公の吉井明久はそのFクラスの中でもとびきり成績の悪い「観察処分者」という扱いを受けている。
2年生となりそのFクラスのもとにクラス振り分け試験の際に体調を崩し途中退席してしまった(実質学年次席の実力を持つ)姫路瑞樹が加入し、
試験の点数をもとに行う学級対抗戦「試召戦争」を行い上位クラスの設備を掴み取ることを目指す。
(試召戦争で下位クラスが上位クラスに勝利した場合、クラスの設備を入れ替えることができる。)
ラノベはあまり読まないのだが本「バカテス」シリーズは本編最終感である12巻まで購入させていただいた。
吉井明久の周囲には個性的なキャラクターが多く、
物語の展開はコミカルである。
読み始めたころはそのばかばかしさに何度か声に出して笑わせてもらった。
また、物語の中でそれぞれのキャラクターの境遇や過去を描きながら、
心情の変化や成長を感じ取ることができる。
ただ、良くも悪くも途中で失速した(というか飽きた)印象を受けた。
本編では最終巻である12巻を読み終えた読後感はすっきりしたものがあったのでそれが惜しい。
物語を終わらせることは難しいことなのだと改めて感じる。
「このライトノベルがすごい!」
作品部門ランキング2009年度3位、2010年度1位、2011年度3位。 -
しょうもなさがウケます。
とにかく笑う。笑う。笑う。 -
この人のギャグは、面白い。
-
色々な所で進められていたので読んでみましたが、これはあぁ、うん。面白いですわ。
特に何か凄いという作品ではないけれども、ひたすらクスッと笑わせてくれるネタが満載で、終始クスクス笑いながら読める楽しい作品でした。 -
今更と言わずアレコレ読みます。
実は試験召喚戦争のルールにわかりにくい部分があるのですが気にせず読みました。それはキャラクターの配置や展開のテンポの良さ(カットの巧さ)の絶妙さ故かも。
全てを笑いに収める楽しさを堪能しました。面白かった! -
タイトルだけは知っていた作品。名門学校のおバカなFクラスの生徒たちが良い設備を得るため打倒Aクラスを目指す。試召戦争のシステムがおもしろかった。個性的なキャラたちのかけあいも楽しく、テンポも良く、さくさく読めた。章ごとに挟まれた問題の回答もおもしろかった。姫路さんはさすがだなあ。それに比べて…笑
-
読み終わった。昨日30頁しか読んでないから、ほぼ一日で。
学校と召喚獣という組み合わせに違和感を感じつつも、下級クラスが上級クラスに、さまざまな作戦を使い挑んでいくというお話。
楽しいキャラクター達の掛け合いによって楽しめる作品でした(^^) -
青春と恋愛とバカとギャクが詰まった物語。
(ギャグの比率が多分一番高い)
肩肘張らずに読める。そして楽しい。
途中途中のバカテストも面白い。
(なお分からない問題もあるので時々笑えない)