バカとテストと召喚獣 2 (ファミ通文庫 い 3-1-2)

著者 :
  • KADOKAWA(エンターブレイン)
3.93
  • (143)
  • (149)
  • (147)
  • (9)
  • (3)
本棚登録 : 1747
感想 : 80
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757735057

作品紹介・あらすじ

いよいよ学園祭!文月学園ならではの試験召喚大会も催される。明久たちFクラスの面々は先の戦争に負けて以来「みかん箱」「ござ」という極貧の設備に甘んじてきた。そんな劣悪な環境と超頭の悪いクラスに絶望した瑞希の父親が、なんと娘に転校を勧めている-と明久は美波から打ち明けられる。憧れの瑞希の転校を断固阻止する為、明久は学園祭の出し物で資金を稼ぎ、人並みの設備を購入、さらに召喚大会での優勝を画策するが!?えんため受賞作第2弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シリーズ2作目。
    人間、勉強じゃない。
    人柄が大事。
    どんどん甘ったるくなってきた。

  • 雄二がちょっとかっこよく見える回。
    やっぱりすごいやつだったんだな…!
    あと、霧島さんとのやり取りがとても面白い。

    明久もすごかった!
    人間やればできるんだなぁ…。
    おバカさは相変わらずだけど(笑)
    でも、好きな人のためにがんばる姿勢はとてもかっこよかった。

    学園祭的な話は、ドタバタ感とか、チームが一丸となる感じとか、青春がつまっててとても楽しい。

  • いやぁ、仲間のために本気になれるヤツは文句無しにかっこいいね。
    この巻を読んでいて思ったけど、明久は集中さえできれば、すぐに成績は上がりそうだ。
    それにしてもアニメで学園祭をやっていたかな?常夏コンビがでできた事は覚えているんだけどな
    [more]
    召喚システムもイロイロとあるみたいだけど、何時だって新しい物は嫌われる物だよな。
    ましてや召喚システムは競争心を煽り、弱肉強食を体現するような仕組みだから、今までの教育方法とは相性悪そうだもんな。
    最後に秀吉はいつも通り『秀吉』だった。

  • 文化祭の出し物を決めるシーンが最高です。鉄人の辛辣なコメントがさらに笑いを誘います。

  • 秀吉かわいい。
    葉賀さんブラボー。

    相変わらずバカやってます。
    すごくおもしろいです。
    学校の朝読とか電車で読んではいけません。変人だと思われます。

  • ■良かったところ
    キャラ感がはっきりしているので、スムーズに読み進めることができる。
    ストーリーラインもはっきりしているので、予想はできてしまうけれど迷わないので読みやすい。

    ■悪かったところ
    一巻に比べると勢いというか一生懸命さのようなものが若干薄まってしまったような感じがある。
    ギャグのノリだけで長編が厳しいのか、それとも一巻は力が入るものだからかは次巻でわかるのかなと思っている。
    男性向けだからかもしれないけれど、相変わらず女子の嫉妬が強すぎて怖い。

  • 姫路さんの父親が娘の転校を考えていると聞いて、明久がFクラスの設備を充実させるために尽力する話です。

    文月学園の学園祭「清涼祭」で、Fクラスは中華喫茶を開催して資金を集め、設備を改善することをめざす明久と雄二は、学園長に直談判をおこないます。そこで学園長から提示された交換条件は、清涼祭で開催される召喚大会で優勝して、優勝賞品を回収すること。ところが、この条件を飲んだために、明久たちは学園長と教頭との学内抗争に巻き込まれてしまうことになります。

    第1巻は姫路さんの壊れっぷりに戸惑っているうちに読み終わってしまいましたが、今回はそれぞれのキャラクターをしっかりつかんでいたので、テンポのよい掛け合いを楽しむことができました。

  • 美波の妹で小学生の葉月を登場させる意図は何か? 巨乳の瑞希と貧乳の美波に加えて小学生も恋の鞘当てに参入?~代表の雄二は文化祭の出し物に興味がない様子で,美波に丸投げの状態で,結局中華風カフェ・ヨーロピアンに決まったが,明久は雄二をもっと巻き込まないと盛り上がりに欠けると考える。瑞希の父は,娘の学習環境に問題有りと判断するなら転校させる積もりらしいので,明久は雄二を誘って学園長に設備改善の要求を行うが,学園長は意外にも,コンビで召還大会に出場して優勝したら考慮の余地有りと逆提案してくる。賞品であるオープン間近の如月ハイランドパークのペア招待券を手に入れることが使命だ。当日,3年生の嫌がらせを受けながらも召還大会も勝ち残り,2日目の決勝戦では他校の意向を取り入れて学園乗っ取りを企む教頭に唆された常夏コンビを破って,2Fコンビは優勝する。学園長の狙いは,欠陥品の白銀のブレスレットを回収し,学園を他校に売り渡す教頭の目論見を挫くことだった。後夜祭でアルコール入りのジュースを呑んだ瑞希は明久の服を脱がせようとするが,睡魔には勝てなかった~男子の妄想が入りすぎていて,同じ男として理解できるんだけども,中高生ってこんな風に女の子にあって欲しいのだろうかね

  • 新書購入


     学園物。ラブコメ。

     前回の負け戦で、F組は「ちゃぶ台」「座布団」 → 「みかん箱」「ござ」にまで設備ダウン。
     もはや設備というより・・・廃棄物の再利用、では。。
     ひでぇ学園。
     学園祭で資金を稼いで、せめて人並の設備を仕入れようと頑張る吉井たち。

     姫路や美波がさらわれたときの、吉井の行動は格好いい。
     見直す。女の子達が惚れるのはわかる。
     殴られても殴られても、女の子を突き飛ばした相手を殴り倒すまで何度でも立ち上がる根性。
     そして、最低設備のために、姫路が親から転校を強要されていると知って、60点ぐらいしか取れない教科を、160点も取れるぐらいまで、勉強してのける吉井。

     吉井って、すごく、普通に、ちゃんと、男ですよ。

  • 結構楽しく読んじゃいました。
    キャラ立ってるし、間のテストとかも和ませてくれるし、暇つぶし以上だよ( ^^)

全80件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

処女作『バカとテストと召喚獣』(ファミ通文庫刊)でいきなり大ヒット。次回作としてオリジナル漫画原作『ぐらんぶる』に挑戦、またもヒットとなる。

「2023年 『ぐらんぶる(20)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

井上堅二の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×