- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757738454
作品紹介・あらすじ
お月見の宵、風祭道場にやってきたのはかわいい赤ん坊!!みなしごとともに、捨て置かれた結び文には『紗那王さまへ この子をよろしくお願いします』-。ってなわけで一同騒然、大悶着!!桐緒はすっかりママ気分、パパ役は紗那王で…そこへ"かわいこちゃんに憑いてる悪い狐を落としてあげる"と近づいてきた拝み屋・一蝶。紗那王の過去と深い関わりがありそうな男の存在に、桐緒の心はぐらり-。
感想・レビュー・書評
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4巻目。
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お狐サマ4巻です。
お月見の宵、風祭道場にやってきたのはかわいい赤ん坊。
赤ん坊と共に捨て置かれた結び文には、
「紗那王さまへ この子をよろしくお願いします」
ってなわけで一同騒然。
桐緒はすっかりママ気分。パパ役は紗那王。
そこへ”悪い狐を落としてあげる”と近づいてきた拝み屋・一蝶(いっちょう)。
紗那王と関わりの深そうな男の存在に、桐緒は…。
結び文を読んだ桐緒は発狂して、紗那王に詰め寄ります。
「おまえの子か?」と珍しくボケたクールビューティーなお狐サマ。
紗那王の隠し子じゃないとわかったら次は鷹一郎に疑惑の目が…。
お千代さんはキレたら怖いんですね。
赤ん坊の可愛さにめろめろになった桐緒は、すっかりママの顔。
最初は呆れてた紗那王も気づけば、すっかりパパ役が様になってるし、笑!
「わたしは、お前に似た女の子が欲しい。」
「あたしは、紗那王に似た男の子が欲しいな。」
…なんて、ばかっぷるな会話をしています、笑。
今巻の新キャラは、五つの肩書きを持つ一蝶(いっちょう)です。
拝み屋は、副業の一つなんです。
この一蝶のポジションとノリが結構好きだったりする、笑。
紗那王と同い年で犬猿の仲っていうね。
お狐サマは不老不死だけど、紗那王は一体いくつなんだろう…。
カタブツで古風な感じがするけど、たぶん、二十歳そこそこだと思うんだよねぇ。
あ、でも兄の松寿王は結構生きてる気がする!
斑娶りのこととか、桐緒が忘れてる紗那王と初めて出会ったときの記憶とか、雲上の狐の里とか気になるところがいっぱいです。
そして、最後の一蝶の両親のばかっぷるぶりに吹いた!!
お狐サマファミリーは、紗那王以外は変人の集まりですね!