狂乱家族日記 番外そのに (ファミ通文庫 あ 8-2-2)

著者 :
  • エンターブレイン
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本棚登録 : 247
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757738546

作品紹介・あらすじ

まぁ、千花さんは一番最後に家族に加わったわけですから、何かと気を遣うのはわかりますが、もう少し僕や凶華に甘えてもいいと思うのですよ。えっ、なんです?「優歌ちゃんの方が見せ場が多い」「いつも微妙に主役にしてもらえない」!いや、困りましたねぇ。そのあたりは、僕ではちょっと…。てなわけで、全国の千花ファンの皆様、番外"千花編"登場です!姫宮時代の暗い過去から、銀夏へのラブアタック作戦?まで千花ちゃんの全貌が今明らかに。

感想・レビュー・書評

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  • 狂乱家族10冊目。
    狂乱家族の長女である千花メインの短編集。
    狂乱家族が関わらなくとも日常の中で十分狂乱しているのだと感じられる内容でした。

    [ビタミンCの森]
    姫宮時代に行き倒れていた人をビタミンCと名付けて助け、姉の暗殺をさせようとした。という過去に惑わされる話。
    少し暗めな推理モノ?

    [マイちゃんの破壊魔伝説]
    千花が妹系で怪力を持つ後輩に追っかけ回される話。
    解釈に結構無理がある気がしないでもなかったけど、とりあえずはハッピーエンド?
    (千花が満身創痍だったけど)

    凶華のもふもふにすがりつく優歌が可愛かったです。

    [乙女心ラビリンス]
    乙女の永遠のテーマ"ダイエット"の前に立ちはだかる狂乱家族の面々。
    ライバルと一緒にその試練を突破していく話。
    勘違いの内容には笑いました。

    [ミルクシュガーキス]
    姫宮千子が黄桜銀一と出会ったきっかけとその日に起こった事件についての記憶。
    銀夏はそんなに乱命を大切に思っていたのか。

  • なんだかんだで普通の人ですから。
    でも普通であるがゆえにこの物語では動かしにくいのかもしれない。
    かつて鬼だった少女は、今や人間代表です。
    記憶が飛んでる人、覚えているけれど語らない人、忘れたと思い込んでいる人、色々いそうですよ。

  • ますます絶好調の『狂乱家族日記』、待望の短編集第2弾!

    今回は、なかなか本編では陽の当たらない(日日日先生談)
    乱崎家の長女・千花ちゃんをクローズアップした「番外」。

    『FBSPvol.1 狂乱家族日記すぺしゃる』や、ファミ通文庫の情報満載の
    オフィシャルサイト『FBonline』で掲載した
    「ビタミンCの森」「マイちゃん破壊魔伝説」「乙女心ラビリンス」の
    3本に、書下し「ミルクシュガーキス」を加えた構成。

    五重必殺学園での「番長」としての生活や銀夏への
    ラプアッタック作戦まで千花ちゃんの全貌が明かされる!?

  • このシリーズの暗黒面担当の千花さん中心の短篇集。
    ビタミン C はアニメにもなりましたね。
    まぁ、4 編中 2 編は暗めの話でしたが、他はドタバタの話で、ま、狂乱家族らしいですな。
    普段は後ろに回りがちな「常人の」千花さんを主人公にして、他の家族との扱いを平均化したって感じでしょうか。
    なんせ、友達の方がインパクト大きいしね。(^^;

  • 巨乳でツインテ、女子高生。なのに出番に恵まれない千花ちゃんにスポットライトを当てた巻(笑)乱崎家の中では千花ちゃんが特に好きなので、彼女が家族と仲良くやってるシーンを見るとついにやにやしてしまう(…)男っぽいのに乙女なマリマリさんが可愛いなあ。

  • 番外そのにです。
    今回は、千花ちゃん特集となっています。銀夏も少し。
    あと、あの人やあの人もでてきます。
    マイちゃんも登場。

  • お姉さまぁああああ(はーと)

  • 今回は、なかなか本編では陽の当たらない(日日日先生談)乱崎家の長女・千花ちゃんをクローズアップした「番外」。

    『FBSPvol.1 狂乱家族日記すぺしゃる』や、ファミ通文庫の情報満載のオフィシャルサイト『FBonline』で掲載した「ビタミンCの森」「マイちゃん破壊魔伝説」「乙女心ラビリンス」の3本に、書下し「ミルクシュガーキス」を加えた構成。
    五重必殺学園での「番長」としての生活や銀夏へのラプアッタック作戦まで千花ちゃんの全貌が明かされる!?

  • 今日(2007.12.18)読みました。

    面白かったです。

    作者が年下である事に嫉妬しています。
    そんな事、意味がないのにね。

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著者プロフィール

高校在学中に第8回角川学園小説大賞・優秀賞をはじめ、合計五冠の新人賞に輝く。ライトノベル、一般文芸とジャンルにとらわれず執筆を続け、著書に『狂乱家族日記』(エンターブレイン)『私の優しくない先輩』(講談社)。TVアニメ化もされた『ささみさん@がんばらない』(小学館)も執筆。

「2020年 『桃瀬さん家の百鬼目録2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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