バカとテストと召喚獣3.5 (ファミ通文庫 い 3-1-4)

著者 : 井上堅二

• エンターブレイン (2008年1月30日発売)

作品紹介・あらすじ

明久と葉月の出会いを描いたハートフルな『予習編』、恋文をもらった明久をサーチ&デス?『僕と暴徒とラブレター』、雄二が人生の墓場へ!?『俺と翔子と如月ハイランド』の3本に加え、ムッツリーニ暁に死す!『僕とプールと水着の楽園』&たまにはこんな休日を『僕とバイトと危険な週末』の書き下ろし2本を加えた、青春エクスプロージョンショートストーリー集。

感想・レビュー・書評

[出雲一寸さんの感想 · 2020年6月13日]

読書録「バカとテストと召喚獣3.5」3

著者　井上堅二
イラスト　葉賀ユイ
出版　ファミ通文庫

p105より引用
“　素で疑問符を浮かべているとは、なんて
恐ろしい女だ。きっとコイツには、世の中の
恋人同士は相手を逃さない為に肘関節を取り
合っているように見えているのだろう。”

目次より抜粋引用
“僕と暴徒とラブレター
　俺と翔子と如月ハイランド
　僕とプールと水着の楽園
　僕とバイトと危険な週末”

　成績で待遇がはっきりと分かれる学園を舞
台とした、青春ファンタジーライトノベル。
書き下ろしに編を加えた短編集。
　朝のHRで、抜き打ちの持ち物検査を受ける
主人公たち。担任から特に目を付けられてい
る主人公・明久は、他の生徒たちとは全く違
う対応をされ…。（バカとテストと召喚獣～
予習編～より）

　上記の引用は、明久のクラスメイト・坂本
雄二に強い思いを寄せる、霧島翔子について
の、坂本の胸の内。
誰かに思ってもらえるのは幸せなのでしょう
が、相手が壊れていると大いに苦労してしま
うのでしょうね。雄二は相手が美人な分、恵
まれているのではないでしょうか。
　物語に奥行きと深みを持たせる、前日談や
幕間の話が収録されています。そんなに考え
て読むタイプの作品ではないでしょうが、登
場人物への思い入れが強くなるかもしれませ
ん。

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[dowafuさんの感想 · 2020年9月23日]

読み終えた。2日かな。
ラブコメっていうのは、こういう作品を言うのかな。読んでてこそばゆい(^◇^;)
まぁ、コメディ要素の方が遥かに大きいけれど（笑）

[cv3-saratogaさんの感想 · 2018年12月22日]

明久の突き抜けた『バカ』さ加減が面白かった。
ギャクも笑えたが明久と姫路さんの関係、雄二と翔子の関係が掘り下げられたのが良く印象に残っている。今後の展開が楽しみになったね。
最後に雄二の母親がある意味で大変に恐ろしい性格だった事が印象に残っている。

[無夜さんの感想 · 2015年1月18日]

　新書購入


　学園物。ラブコメ。
　続き物。

　番外編。
　プールに入ったり、遊園地にいったり。
　本編の隙間を埋める、短篇。

　とくにプール。
　なるほど。
　だから、秀吉はお風呂が個室になったのか。
　納得。

[tacomさんの感想 · 2014年11月29日]

番外編。
1巻2巻3巻の前中後の話かな？

[いつかさんの感想 · 2014年11月24日]

■よかったところ
短編なので区切りが短くてちょっと読みたい時にいい。

■悪かったところ
短編なので深い話ということもなく、読み終えて少し経つと内容を忘れてしまう…。
本編とは時系列が違うものがあるので、関係性が違っていてちょっとがっかりする。（仲良しの方が好きなので）

[キじばと。。さんの感想 · 2014年8月4日]

シリーズ短編集第１弾。

第１話は、明久と葉月の出会いを描いています。第２話は、差出人不明のラブレターが明久の靴箱に入っていたために、クラスメイトから襲撃を受ける話です。

第３話は、第２巻で描かれた学園祭のエピソードの後日談。召還大会の賞品、如月ハイランドのプレミアムチケットで、雄二と翔子がデートに出かける話。

第４話は、Ｆクラスのいつものメンバーと、霧島翔子、工藤愛子、清水美春が学校のプールを貸しきり状態で使わせてもらう話。つまりは水着サービスの回。

第５話は、明久たちが喫茶店でバイトをする話。

また、各章の間には、文月新聞の紙面、「坂本夫妻のマル秘恋愛テクニック講座」、「土屋と工藤の性活小噺」、「特別コラム・鉄拳人生相談」があります。

[noel3322さんの感想 · 2013年8月8日]

3.5巻という事で、本編を補完する短編集。

本編を補完する内容で、試召戦争は一度もありません。
ギャグは相変わらず面白いが、短編だからなのかストーリーはあまりない。

ギャグ漫画のようなラノベで、気分転換に読むには良いと思う。

[pujirikoさんの感想 · 2013年6月17日]

とりあえず水着姿の秀吉に萌えた！！
秀吉かわいすぎる！
今回は短編集だったので、読みやすかった。
如月ハイランドの話では少しだけ雄二に惚れそうになった。なんなのあの人カッコいいんですけど…。そら翔子も惚れるやろー！
前巻の引きがすごいうわわわーってなったから今回はなんかほっこり癒されました。

[Ｐ太さんの感想 · 2013年5月27日]

短篇集。
テンポが良くてサクサク読めて良かった。
説明が足りてなくて、設定のミッシングリンクをあとがきで解説してるのはちょっと残念（苦笑）。
個人的には雄二の話とアルバイトの話が好きかな。

アルバイトの話の噛み噛み明久が可愛いｗ　お姉さんたちの気持ちわかるわーｗ

著者プロフィール

処女作『バカとテストと召喚獣』(ファミ通文庫刊)でいきなり大ヒット。次回作としてオリジナル漫画原作『ぐらんぶる』に挑戦、またもヒットとなる。

「2023年 『ぐらんぶる（20）』 で使われていた紹介文から引用しています。」