バカとテストと召喚獣 6 (ファミ通文庫 い 3-1-7)

著者 :
  • エンターブレイン
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757748279

作品紹介・あらすじ

待望の夏休み!だが、悲惨な結果に終わった期末試験によりそのまま補習に突入した明久とFクラスの面々。暑苦しい鉄人の授業を黙々と受けていたある日、「そういえば召喚システムの点数がリセットされたって話はどうなった?」と気づいた彼らは、白金の腕輪を使って召喚獣を喚び出してみる。しかし、そこに現れたのは古今東西の物の怪に姿を変えた召喚獣だった-!?「友達はボール!」(by新種妖怪・坂本雄二)負けられない肝試し対決で贈る第6巻。

感想・レビュー・書評

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  • 読書録「バカとテストと召喚獣6」3

    著者 井上堅二
    イラスト 葉賀ユイ
    出版 ファミ通文庫

    p53より引用
    “「つまり、試験的なシステムとして運営し
    ている以上、学園側は召喚システムの調整を
    失敗したとは言いたくないってことだ。隠し
    切れるならそれで良かったんだが、生徒にば
    れた以上はそうもいかない」
    「ああ、なるほど。だから肝試しをやること
    で『元から計画していた出来事』にしようっ
    てわけか」”

     成績で待遇がはっきりと分かれる学園を舞
    台とした、青春ファンタジーライトノベル。
     七月末、夏休み。青春を謳歌すべきこの時
    に、主人公・明久たちのクラスは補習を受け
    ていた…。

     上記の引用は、召喚システムに起きた愉快
    な不具合について、学園長に話を聞いた雄二
    と明久の会話。
    上手くいっている人の失敗に付け込もうとす
    るような人がいるせいで、世の中の人は払わ
    なくてもいい損失を負わされている事が、我々
    が思う以上にあるのかもしれませんね。
     補習から逃れるためにあれこれ画策する主
    人公たち、努力の方向性をもう少し変えると、
    楽しく生きて行けそうです。でもそれでは、
    面白い話にはならないのでしょうが。

    ーーーーー

  • 読み終わった。1日で。
    相変わらずモテモテのアキくん。そして、相変わらずのバタバタ。
    今回も楽しかった♪(^^)

  • テスト結果の点数の強さを持つ召喚獣で戦うことのできる学校で、バカばかりが集まるFクラスを中心としたバカばっか!な楽しさにあふれるシリーズ。今回は、暑すぎる夏期講習に飽き飽きしたFクラスがある理由から「肝試し」をする、というお話。
    うむ。今回も面白かった。手堅い。残念なのは、姉上の出番がなかったことだ……次でまた出てくれるか。一番好きだった組み合わせはムッツリーニのペア。なんかすごく、鉄壁!な感じがよかった。さらっと読めて楽しいシリーズです。「とらドラ!」が面白かった人に次にお薦めしたいかな。アニメ化決定おめでとうございます。大沼心監督とは……。

  • 夏休みなのに補習とは流石、Fクラスと言ったところか… ただし、結局は召喚獣の不具合につけ込み肝試しイベントを始めてしまったから補習の効果は殆ど出ていないんだろうな…
    この学校の競争心を煽り、勉学に励むようにという方針はFクラスに限っては失敗しているのか?それとも他クラスから見た場合の晒し者としての役割が主なのだろうか?
    まあ、普通の学校よりも濃い青春を味わえているからプラマイゼロかな?
    [more]
    今回は明久と姫路の関係が少しだけ前進したね。姫路が勇気をだして、自分の思いを告白し、明久がそれに応えたという事なのだろうけど、これで明久の人間関係がより複雑になったな。
    一方で美春と久保がお互いの利益の為にコンビを組んだのが印象的だったな。どうなるの…
    雄二と霧島の関係は相変わらずだね、卒業まで関係が続けばくっつくんだろうな。

  • いちおう姫路さんのターンということになるのでしょうか。

    文月学園の召喚システムの不具合で、召喚獣が妖怪の姿になってしまいました。雄二は夏休みの補習をサボるために、学園で肝試しを開催することを学園長にかけ合って了承を取り付け、明久たちが常夏コンビと勝負をおこないます。

    「アレクサンドロス大王」にはやられましたが、ちょっと勢いが落ちているような気もします。

  • 肝試しの会。
    まずまず普通に面白かった。

  • 9784757748279 287p 2009・12・15 7刷

  • お化け屋敷、肝試し。
    久しぶりに常夏先輩の突っかかり。

    今回はどちらかと言えば姫路さん寄りかな?
    なんか毎回美波ネタが笑ってる気がするw

  • なぜか3年生と肝試し勝負をする展開。
    ダンジョン攻略的な面白さもあるんですが、ハイライトとしては姫路さんが明久にアプローチをかける(けど明久は……)ってところでしょうか。
    クライマックスの姫路さんの憤りと、雄二と明久が男を見せるあたりもかっこいい。
    ラストシーンの甘酸っぱさはなんつーか読んでる方が こっ恥ずかしくて、いいぞもっとやれw

    あと、アレクサンドロス大王には感動したw

  • 読了。

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著者プロフィール

処女作『バカとテストと召喚獣』(ファミ通文庫刊)でいきなり大ヒット。次回作としてオリジナル漫画原作『ぐらんぶる』に挑戦、またもヒットとなる。

「2023年 『ぐらんぶる(20)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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