ヤンキー巫女逢桜伝 (ビーズログ文庫 ゆ 1-1)

著者 :
  • エンターブレイン
3.77
  • (5)
  • (8)
  • (8)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 51
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757749436

作品紹介・あらすじ

地元じゃ筋金入りのヤンキーだったあたし=穂倉梓は、今はド田舎の村で巫女をやらされてる。今日も心は穏やかに、神事のイロハは丁寧に…ってマジウゼエ!しかもそこに"自称神サマ"のクラスメイト・染井良信が現れて、「僕の父親を探してください!」ときたもんだ。退屈もウンザリだがな、面倒に巻き込まれるのは御免なんだよ!!-はぐれ巫女&チェリーな神様コンビが、閉ざされた村の闇をぶっ潰す(釘バットで)!審査員絶賛!第11回えんため大賞ガールズ部門奨励賞に輝いた青春活劇が大・降・臨。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 超ハイテンション小説


    天涯孤独ヤンキーあらため巫女の主人公と、
    半人半神の高校生コンビの、退魔もの

    ハイテンションスピードがお好きな人は
    良いかもしれん

    個人的には、登場人物がそれぞれ独特すぎて、
    感情移入するまでは至らなかった


    作者のデビュー作

  • タイトルが決められないのは
    チェリーのキャラがたっていないということではなかろうか
    主人公の前向きなところが特長といえるが
    他がみな力不足
    全体的には悪くないので長期的に今後に期待

  • ちょっと前までヤンキーだったのに、両親死亡にて祖母の家で巫女。
    きらっきらしい金髪の巫女さんが、半分神の相方を得て
    色々とやっちゃってる話…ではないです(笑)

    いやでもうっかりそう説明しそうな感じではあります。
    基本のりつっこみのような会話ですが、話は当然(?)シリアス系?
    一番おかしかったのは、主役のくせしてタイツ…w
    しかもタイツが80だとか、どうでもいい情報がww

    放置してきたお守りが、何か切り札に!? とか思っていたのですが
    別段そんな事はなかったです。
    深読みしすぎ、というよりは、期待しすぎ?
    ヤンキーというわりに、色々常識が…というか
    タイツを使う事になった事件だけでいえば
    すごい事をしでかしてるのは相棒かと。

  • 面白かった~。

    ヤンキー=頭良くない、と思ってるので、
    常用しないような単語使った主人公の一人称は最初ちょっと違和感ありました。
    が、村史について調べる辺りからぐいぐい引き込まれて細かいことが気にならなくなりましたわ。

    ファンタジー&姫モノ主流のビズログには珍しい現代モノでしかも恋愛要素薄め。
    それでも受賞してるのはやっぱりお話にエネルギーあるからなんだろうなあ。

  • 『メデューサ』の二つ名を持つヤンキー娘と、半神半人な理系少年という
    凸凹コンビによる「壮大なくたびれもうけ」の話。日本神話の知識があると
    更に面白い。

  • たしか同郷の方でした。だから購入。
    そんな軽い気持ちだったのですが、はちゃめちゃでとても楽しい作品でした。

  • 全1巻

  • 面白かった。
    うっかり外出先で読んでいたので、バスの中で噴き出しそうになるのを堪えるのが辛かった。ここまでギャグテイストの濃い話だとは思わんかったぜ……!
    ヤンキーと言いながらも割りと素直で純情な梓、半人半神のヨシノは、そのうちいい恋人関係になるといい(笑)。

    そういえば、買ったまま放置していたのですっかり忘れていたが、この時に同時に受賞してデビューした作家さんの三作品を、これで全部読んだことになる。
    私の中では、これが一番面白い。
    一番イラストレーターがいいと思って買ったのが、一番面白くなかった。というか、ヒロインが好きになれずに最後まで読むことすらできなかったのが残念。イラストが素敵なだけに、売り飛ばすこともできずにもやもや……。

  • 悪くない。軽いのを読みたい時向け。ヒサギとパパ神がナイスキャラすぎる(笑)

  • 第11回えんため大賞ガールズ部門奨励賞。
    ヤンキー+巫女。最近では珍しい現代もの。作者は民俗学が好きらしく適度におもしろく取り入れられてる。
    結構、神道について勉強されてるようで、なかなかおもしろく読めました。
    文もリズムがよくて、サクサク読めちゃうし。
    学校を破壊しちゃったり、学校にあるもので拷問?しようとしたり、若干、それってイジメやなんかの助長になるのでは?と気になったりもしたけど。
    でも、神様の話はいいなあ。書きたいなあ。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

第11回エンターブレインえんため大賞ガールズノベルズ部門奨励賞を受賞、『ヤンキ‐巫女逢桜伝』でデビュー。少女小説で多数の著作を持つ。ほか、ブラックお仕事シリーズ(『今日は天気がいいので上司を撲殺しようと思います』『神さま気取りの客はどこかでそっと死んでください』『会社の裏に同僚埋めてくるけど何か質問ある?』)や、『愛するあなたの子を授かって、十月十日後に死ぬつもり。』など多数。

「2022年 『死にたいあなたに男子大学生がお肉をごちそうしてくれるだけのお話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

夕鷺かのうの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×