絶対領域

著者 :
  • 一迅社
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本棚登録 : 83
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (79ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758012126

作品紹介・あらすじ

『スクールガール・コンプレックス』の写真家による、女子たちが"チラリ"と見せる究極の『聖域』写真集。

感想・レビュー・書評

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  • 9番乗り。Amazonにて購入。読了。顔が見えないということは、つまりは好きな顔を勝手にはめ込む偉大なる「妄想」の世界であるということ。その妄想の機会を最大限に与えてくれるのが本書であり、青山裕企氏である。本当に絶妙なバランス。全く全年齢向けでありながら、読む側の妄想によって18禁にもなる。理性・知性でエロを楽しむというのが、人間の人間たる喜び。ただ、なぜ5つ星ではないかといえば、青山氏の最高傑作である「スクールガール コンプレックス」に比べ、妄想による背徳感やすがすがしさが、多様な絶対領域の表現によってピントが少しだけボケてしまったというのが、個人的な残念さ。ただ、「スクール・・・」がマニアックであるとすれば、今回の「絶対領域」の方が多様性があり、すなわち多くの読者に選ばれやすいのでは、という点で、良いのかも知れない。何より、作品への思いや手法、様式美における軸は一貫しているので、期待を十分に満足してくれる秀逸な一品でした。3ヶ月連続リリースとの噂も聞いていますので、妄想読者組は今年は一層忙しそうです。(2011/1/27)

  • 危ないけど、いい写真集。買わないけどほしい一冊。

  • 素人は真似してはいけません。

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著者プロフィール

1978年愛知県名古屋市生まれ。写真家。2005年筑波大学卒業。
2007年キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。まるでモテなかった高校時代を経て、
一目惚れした子を追いかけ続けた大学時代にカメラに出会う。2010年に
『スクールガール・コンプレックス』(イースト・プレス)、『思春期』
(ピエ・ブックス)など女子高校生を撮った写真集が大きな話題を呼ぶ。
その後『吉高由里子 UWAKI』(マガジンハウス)、『指原莉乃1stフォトブック
「さしこ」』(講談社)などトップ女優・アイドルの写真集を次々に発表。
近著に『ガールズフォトの撮り方』(誠文堂新光社)、『僕は写真の楽しさ
を全力で伝えたい!』(星海社新書)、『透明人間⇆再出発』(詩:谷郁雄、
ミシマ社)など。www.yukiao.jp

「2012年 『〈彼女〉の撮り方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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