春の呪い(1): IDコミックス/ZERO-SUMコミックス (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

著者 :
  • 一迅社
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本棚登録 : 1424
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (142ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758031813

感想・レビュー・書評

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  • 気になっていてようやく購入。
    病により若くして亡くなった妹・春の婚約者とある条件で付き合うことを承諾した姉・夏美。
    妹の存在だけが生きがいだった姉と、意思を持たず生きてきた男。
    序盤は夏美の視点で、中盤で冬吾の視点で物語が進むので、冬吾から見た夏美の性格や考えが明らかになっていくのがより分かる構成。
    シリアスな空気の中、夏美と東吾のボケツッコミが挟まれて面白い。
    第4話の展開は目まぐるしくて目が離せなかった。しかもあんなラストで終わるなんて。春は何を残して死んだのだろう。
    最終巻は秋。おまけでの2人の共通点に笑った。

  • 絵が…とても…好きなのよ…ね…
    話はベタベタの少女漫画なのでうっかり人に勧めるのは恥ずかしい本なのだが、わたしはこういう漫画が大好きです。読んだのは大学生になってからけどなぜか中学生の時の感情を思い出させてくれるんだよな…このとことん夢みがちな感じが…

  • 亡くなった妹の恋人と付き合うことに対する罪悪感。
    そして付き合う条件が満たされなくなったとき、夏美がどううごくのか気になる。
    家系に関することも重く、夏美や冬悟さんが押し潰されそうな雰囲気も話を面白くさせているように感じる。
    次巻完結。

  • 暗い両片思い最高だわ

  • 最愛の妹の死と妹の婚約者との交際。
    妹を愛してる姉な私としては読んでて夏美の罪悪感とか苦悩とかすごく共感してつらい…
    病院にマフィン持っていくシーンで夏美が自分のことを「お姉ちゃん」っていうのもわかるなぁ…
    私も実家では自分のことお姉ちゃんって言うからどんどん妹とのこと思い出して妹が死ぬっていうのを想像してさらに苦しみました…
    2巻で完結とのことですが二人の心に折り合いがついてもずっと見守っていきたい、そう思えるお話でした。

  • ただの能天気じゃない夏美に惹かれます。まさに夏の終わりのような女。こんなん書くと性格悪い感じだが春が亡くなって後追いしたくなるくらい追い詰められていたり、罪悪感に押しつぶされそうな時の表情の方が目に焼きついてます

  • 折々読み返してる
    身近な人の死についてリアルに描いてると思う
    結末が好き

  • 病死した妹の婚約者と付き合いだす姉――これだけ聞くとNTRか、婚約者の面影を姉に求める男か…と思っていたけど、そのどちらでもなかった。
    お互いがお互いに背徳感を抱いてて、お互いが病死した妹に罪悪感を抱いてて…と個人的にはめちゃくちゃ好きな関係性だったので、今後の展開が楽しみ!

  • pixivで「来世は他人が良い」を読んで知った作者さんのコミック。

    独特の絵柄と、人間ドラマから目が離せない。

  • おもしろい。

著者プロフィール

2015年から「月刊コミックZERO-SUM」にて『春の呪い』を連載開始。同作で「このマンガがすごい!2017」(オンナ編)2位を獲得した。2017年より「月刊アフタヌーン」にて連載『来世は他人がいい』をスタート!

「2018年 『来世は他人がいい(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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