春の呪い(1): IDコミックス/ZERO-SUMコミックス (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
- 一迅社 (2016年4月25日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (142ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758031813
感想・レビュー・書評
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80pの台詞がたまらなく好き。
冬吾のモノローグ、初めて目があった時の感覚が鈍器で殴られた衝撃に似た、性交渉の直後のような、のところ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
気になっていてようやく購入。
病により若くして亡くなった妹・春の婚約者とある条件で付き合うことを承諾した姉・夏美。
妹の存在だけが生きがいだった姉と、意思を持たず生きてきた男。
序盤は夏美の視点で、中盤で冬吾の視点で物語が進むので、冬吾から見た夏美の性格や考えが明らかになっていくのがより分かる構成。
シリアスな空気の中、夏美と東吾のボケツッコミが挟まれて面白い。
第4話の展開は目まぐるしくて目が離せなかった。しかもあんなラストで終わるなんて。春は何を残して死んだのだろう。
最終巻は秋。おまけでの2人の共通点に笑った。 -
姉妹丼モノ?でしょうか
夭折した妹の旦那と、その姉が再婚する話です
シャニマスの甘奈に似てます
ようきな姉のノリが追いつかなくなるほど重いノリがどんどん来ます
クレヨンしんちゃんとダンガンロンパの間の子みたいな絵柄です
冬吾のモノローグが気持ち悪くて、ストーリーに不気味な印象を与えています
姉の夏美に惹かれていることに気づいたショックを鈍器に殴られたような衝撃、まではまだしも「性交渉の直後のような感覚だった」と気味悪く表現しています
気が早すぎます
ときおり翳りを見せる気丈な姉を「夏の終わりのような女」とポエムに表現したりもします
姉→妹→男→姉→…と循環する三角関係を、欠けた妹を焦点にして見つめ直すことになります
当事者たちが思っていたより歪で、それに気づいた善人の彼女らは耐えることができませんでした
遺族の2人のやり取りがコメディでおもしろかったです -
私は春ちゃん寄りで。2人とも我慢してよねってプンスカしたい。
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絵が…とても…好きなのよ…ね…
話はベタベタの少女漫画なのでうっかり人に勧めるのは恥ずかしい本なのだが、わたしはこういう漫画が大好きです。読んだのは大学生になってからけどなぜか中学生の時の感情を思い出させてくれるんだよな…このとことん夢みがちな感じが… -
夏美と冬吾、ある意味不幸な出会い方をしてしまった不器用な二人の、
「恋心」のやりとりが何とも切ないです。
若くして亡くなってしまった春はもちろん、
誰かがもっと悪人であったなら、もう少し楽だったのかな…?
2巻でどんな完結を迎えるのかが気になります。幸せになってほしいな。 -
複雑な気持ちになるが、面白い。
呪いと祝いは紙一重。 -
高校時代に読んだ。商業で完結が見れるとは。この、一見明るくて要領良い子が、実は…っていうヒロイン像とか自意識こじらせてる独白が好きです。基本はしっかり王道少女漫画なのも。
結局はラブラブなのです。 -
暗い両片思い最高だわ