春の呪い(2): IDコミックス/ZERO-SUMコミックス (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
- 一迅社 (2016年12月24日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758032483
感想・レビュー・書評
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救いがあるかと言われたら、そんなもの用意されてないのだろう。最後は忘れるか、慣れるか、そうなる前に死ぬべきか。
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冬吾と春の心情は分かるのですが、私には何度読み返しても、夏美の心情が読み取れませんでした。
でも、とても前向きな病み方をしている漫画で、きちんと綺麗な終わり方をしていて、面白かったです。 -
呪い、うおおおそうくるか呪い。名作。面白くてくすっと笑えるところもあるのに重くて。読んでよかった。
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完結巻。久しぶりに物語に引き込まれた。登場人物それぞれに物語が1点に収束する。だが思う,果たしてそれは「呪い」だったのだろうか。
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1・2巻一気に読んだ。きれいでもないし甘くもないし、なんなら結構しんどいお話。でも最後、彼らの選んだ道に「しあわせになれ!」と願ってた。夏美がとても魅力的な女性だと思う。お義母さんとのやりとりがグッときた。
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つよく動かすもの、気持ちひとつだ。
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#fb 「このマンガがすごい2017」に入ってて、巻数がお手軽だったので手を出してみただけ。面白いんだけど、なんか不謹慎ながら色々連想してしまいました。ほんと不謹慎な連想でごめんなさい。
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クセのある絵柄なのでどうかなーと思っていたけれど、微妙な表情とか絵の魅せ方が凄くてらすっかり虜に。
「死んだ妹の恋人と付き合う」という設定からしてドロドロな予感ですが、それぞれの登場人物が背負いこんでいる罪悪感やしまい込もうとしている気持ちなど、感情の交錯に鳥肌立ちっぱなし。夏美の明るさやボケっぷりが、救いになる部分もあれば、逆に闇を浮き彫りにさせたり…
最後の2人の選択は決して幸せではありませんが、少しでも安らかな日々が来ることを願ってしまう。 -
死んだ妹の婚約者と生き残った姉との奇妙な三角関係を描いたドラマ。三人が生まれ育った上流階級の家族関係というしがらみからの自立という、もう一つのテーマを背景にしている。全2巻。前半の迫力は読ませる。後半は、きもち、話を畳もうとする方に向いてしまったきらいはある。中村登「二十一歳の父」のようなストイックな演出で90分ほどのモノクロ映画にするとはまりそう。