- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758041560
作品紹介・あらすじ
西の都の王立大学で植物について学ぶカナン。ある日、異国の青年・善が持っていた奇跡の実に触れたカナンは、不思議なツタにとりつかれてしまう。ツタごと東方の帝国につれてこられた彼女を待っていたのは、呪われた体を持つ五人の皇子たちだった。奇跡の実の力で呪いが解けるまで、カナンは個性的な皇子たち&ツタと王宮で暮らすことになって…!?植物を育てる能力を持つ西洋乙女と皇子たちが繰り広げる、中華風王宮恋愛ファンタジー。
感想・レビュー・書評
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2014-05-04
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数年前のラノベは蔦ブームだったんだろうか。あ、前回のは蔦でなく、ポトスだったけどね。 5人の皇子のそれぞれの呪い(とはいえ、それは激しい思い込みらしいけど)は個性豊かというか、なんというか。でも、皆、真剣に悩んでるし、実際にあんな呪い(思い込み)が身に降りかかったら大変だわ。律は早死しそうだし、繁も体力奪われて死にそうだし、善はとにかく我慢で、啓は病弱、郷はトカゲだし、あれ、でもなんか彼だけは楽しそうなニートだわ(笑)
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2014/02/01【古】 105円
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異能を持つカナンは異国の青年・善が持っていた奇跡の実に触れ、ツタにとりつかれてしまう。ツタごと東方の帝国につれてこられた彼女を待っていたのは、呪われた体を持つ五人の皇子たちだった。
それぞれの皇子のキャラ立ちがすばらしいです。
その中でも善の魅力が薄いというわけではなくて、きちんと一等のヒーローでした。
続きがあるようなので読みたいです。 -
善いとおしい。みんな可愛いよ・・・!
それだけに、これだけで終わってしまうのがもったいない。
ページの都合であれだったみたいですが、もっと書いてほしいなあ。 -
というわけで表紙とかは引きますが;読んでみます。
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10/06/25 読了。
植物を育てる力を持つ西方の少女・カナンが
東方の国・淵の5人の皇子の呪いを解く唯一の方法・奇跡の実を
東方の王宮で育てる羽目に、といった感じのお話。
その呪われた五人の皇子たちが、性格も呪いもバラエティ豊かで楽しい。
呪いといっても、「自分は○○しなければー」という
強迫っぽい思い込みなのが大半。
それが王宮にやってきたカナンと交流することで
ちょっと改善、もしくは考え方を変えるようになったりな訳で。
特に第一皇子の律がいろいろ緩和していく様がにやにやもので可愛すぎる。
第三皇子の郷は呪い解けてない方が断然いいと思うし
あとラックも欲望に素直すぎなところとかが結構好き。
それ故に最終的なお相手が序盤で明らかなのが個人的に残念ですが
終盤のびっくり展開とカナンと皇子たちの活躍が楽しくてよかったです。