外道王子 (一迅社文庫アイリス ゆ 1-1)

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制作 : 渡辺 ゆうな 
  • 一迅社 (2010年11月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758041928

外道王子 (一迅社文庫アイリス ゆ 1-1)の感想・レビュー・書評

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  •  夜の壁に覆われてしまった東京で、迅京介は、人生で初めて自分で決めたことーー樹海で首つり自殺をするーーを実行するべく富士の樹海を歩いていた。
     ところが、突然喋るぬいぐるみもどきが現れて、京介を突き飛ばした。
     そんな京介の目の前に現れたのは、あの地獄の門番として有名な「ケルベロス」。
     ケルベロスは京介に狙いを定めると、襲いかかってきた。
     死にたかったはずの京介だけれど、まさかケルベロスに食い殺されるなんて、自分の予定とはまったく違う!
     そんなのってない! と勝手の違う怒りに駆られた京介はケルベロスに一撃を加える……たのはよいが、更に怒ったケルベロスに殺されてしまう!! と思った瞬間、綺麗な音色の笛の音が聴こえてきて、間一髪……命を救われる。
     京介の命を救ったのは、かの有名な悪魔・メフィストフェレス。
     京介の魂を半分喰らったという彼は、そのまま京介の家に居着いてしまい……

     という話でした。
     生きることに前向きじゃなかった京介が、メフィストとの出会いを通して前向きになっていく……という話?
     新宿歌舞伎町の女帝・麗だとか、イケメン神父なのに情報屋というキャラクターとしては素敵な人たちはいるのに、何と言うか登場人物の心境に入り込めなくて、微妙に中途半端。
     何でそこで京介が熱くなるのか、何で皆がそこまで京介に肩入れするのかわからない。
     掘り下げていったらそういういろいろなエピソードがあるんだと思うんですが、このページ数で纏めながらその辺りのエピソードを入れる程の筆力が作者さんにないんだろうなあ……と思いました。

     なかなかにラノベって難しいんですよね。
    「ライト」なだけに重くなり過ぎず、読みやすさを重視しながら、中身もちゃんと作らないといけないんですもんね。

     何となく、作者さんの筆力不足なのかなあ……と思った話でした。
     まあ、元々漫画家さんらしいので、そんなに器用にラノベを書かれても本業のラノベ作家さんたちが困ると思うので、それはそれでいいんじゃないかなあ……と思います。

  • 呪いを受けて『夜』しか存在しない東京。
    そこで生活をする、不幸少年と悪魔の…。

    悪魔と一緒にいる使い魔は可愛いと。
    中身はともかく、外見は可愛いと。
    話の内容は面白そうですし、興味も湧くのですが
    文章の運び方というか、展開の唐突さというか…。
    何かが合わなかった気がします。
    なので、流し読み。

    夜の向こうについては、おおよそ想像できました。
    そういう落ちですよね、やっぱり。

  • 全体的に情景描写が少なかった。心理描写はあるんだけど……やや物足りなさを感じてしまいました。
    もっとボリュームを出せそうな話なのに、勿体なく感じます。
    イラストは綺麗だったので★三つで。

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