魔導書が暴れて困ってます。まぁ、どうしよう! ? (一迅社文庫)

著者 :
  • 一迅社
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本棚登録 : 59
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758042789

作品紹介・あらすじ

真崎謙児が訪れたのは、東京のはるか南方に位置する六道島。そこには全寮制の学園都市「六道学園」と、この世界において滅多に目にすることが無くなった魔法に関する本「魔導書」を収蔵した大図書館があった。転入初日、夜の学園を散策する謙児の目の前に現れたのは黒髪の少女、冬菜。この世界からは消えたはずの魔力を操る謎の敵に追われる冬菜を助けて逃げる謙児。そんな彼の前に現れたのは輝く銀髪をなびかせる美少女、伊佐木イリーナ。冬菜の姉だという彼女の魔法で窮地を脱した謙児だが、しかし魔力の暴走で図書館の封印がとかれ、魔導書たちが島中に逃げ去ってしまった。心配になった謙児はイリーナの魔導書の回収に付き合うことにしたのだが、ひと癖ふた癖ある魔導書たちに悪戦苦闘、次々と予想外のハプニングにドッキドキ?!魔道書回収ラブコメディ。

感想・レビュー・書評

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  • 「サウザンドとイージス」「僕の魔剣がうるさい件について」と
    同じような中学二年生男子向けライトノベルだが
    前二者にくらべて一枚落ちる
    ハヤカワJAで書いていた作者の作品もそうだったけれど
    場面ごとの描写は良いのにそれぞれの色合いが練れ過ぎ
    ここはしんみりここは燃えここはほんわかラッキースケベは印象深く
    全体を俯瞰して味付けを変え切れ味を維持する手段が不足しているのでは

  • 両親の都合により、寮生活が開始された主人公。
    しかし着いた初日から、事件に巻き込まれてしまっていた。

    さくっと明るく「おっぱいが好き」と公言する主人公。
    勇者ですが、別に胸を追いかけているわけでもないので
    無意味にそちらに話が走る事もなく、面白かったです。
    とはいえ、誤魔化しやら一押しやら、で
    胸の話が多かったですが(笑)

    周囲のイメージに合わせるおかげで
    孤高の人になっているヒロイン。
    そんな彼女をからかう妹。
    ついでにお菓子につられている隣のクラスの女の子。

    逃げた5冊を延々追うのか? と思ったのですが
    そうではなく、本筋(?)は別。
    ミステリーというわけでもないので、犯人は
    非常に分かりやすかったですが。

  • 中学生と高校生の姉妹,両方とキスする少年.
    で,キスによってなんかすごい力が.
    封印されていた力が覚醒したりするわけですよ.
    バトルありラブありコメありおっぱいありデスね.

    そこそこ.

  • 9784758042789 318p 2012・1・1 初版

  • タイトルがはっちゃけてるけど、割と王道寄り?な異能バトル学園モノ。伊佐木姉妹が共にいいキャラしてるなぁ。特に完璧風に見えるのに天然箱入りでエロ担当もこなすなんて素敵すぎます、イリーナさん。そのイリーナの過去に関する事とかちょいちょい後に向けての伏線があったように感じるので続きがどうなっていくか楽しみ。

  • ぼっちな委員長ヒロインと突っ込み毒下気味の妹が大変可愛い。
    お決まりのバトルもありますが、総じて好みの部類。
    しかし100人も相手がいると能力考えるだけで死ねそうですね。カンピオーネもびっくりやぞ・・・

  • どうしてこのタイトルにしたしwww

  • 帯にも描いてあるけど、大半はイチャラブしてる。それ以外は、魔法バトル。バトルといっても濃い描写がないので軽く感じる。ソコが良いのかも知れないが。あとイリーナの優等生ぼっちな感じがおもしろかった。
    不満点は、貧乳イリーナと理璃の挿し絵がないこと。

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著者プロフィール

第十七回富士見ファンタジア長編小説大賞審査員賞受賞。『琥珀の心臓』でデビュー

「2020年 『監獄勇者のやり直し2 貶められた最強の英雄は500年後の世界を自由に生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

瀬尾つかさの作品

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