白竜の花嫁 隻眼の黒竜と永遠を望むもの (一迅社文庫アイリス)

著者 :
  • 一迅社
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本棚登録 : 97
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758043687

感想・レビュー・書評

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  • 静かにでも着実に育つ心の描写。ステキです

  • 他の方も書いていますが、少女文庫らしくなく、終わり方がだいぶ切ないです。表紙ペアのこの二人よりも、たまたま関わることになった黒竜のペアに焦点が置かれている。この二人の結末を一部見て、主人公は何を思うのか? 好きという気持ちだけで、この先いいのかどうか。そういう面が提示されたという感じなのでしょうか。甘いだけのお話ではないです。
    なんだかなぁ。この話を見てどうやってハッピーエンドに持っていくのか今後楽しみです。

  • 白竜の花嫁3巻。
    今までにないぐらい切なくつらいラストでした。主役カップルではないのですが、もう少し救いがあっても良かったのでは…と思ってしまいました。あとグロい描写が苦手な人はラストの辺りはすっ飛ばした方がいいかもしれませんね(苦笑)
    澄白とシュトラールは幸せなラストを迎えて欲しい。そうじゃないといかんでしょ!少女向け小説としては。
    次巻からは舞台が大陸に移るんでしょうね。もっとキュンキュンさせてくれるシーンが見たいです。

  • 切なかった。
    竜と人と永久の重さが切なかったですね。
    これからどうなっていくのでしょうか?

  • いや、もう、金髪長髪を見るだけで萌えて仕方がないわけだが、シュトラールさま可愛い。
    しかし、黒竜のカップルの結末が悲しすぎる。乙女ノベルにしては容赦ない展開であった。

  • 容赦ないな・・・黒竜カップルの迎えた結末が、美しくはあるけど悲惨すぎる。特に隻眼の彼が。人間を永久に選んだ竜に対する同族からの見解とか、とにかく少女小説らしからぬ容赦のなさ。どうにか寿命伸ばしたりして一緒にいられる方法があるんじゃないかと思ってたけど、ほんとにないのね。
    うーん、竜にとってあまりにも短すぎる時間、刹那であるがゆえの美しさというのは確かにあるが、それは幸せと言い切るには切なさを多く含んでるよね。澄白達にはどうか少しでも幸せな結末を、と祈る。

    あと、例の弟くんの黒竜についてなんだが、彼があんなにも策を巡らせ姑息であるのは、人間を食べてるからかなーとちょっと思ったり。人間のそういう部分を、食べることで彼は取り込んでしまったのかなと。そういう能力の持ち主のようだし。黒竜の種族としての特徴でもあるらしい狩人としての高潔さが、彼には感じられないよ。

著者プロフィール

2009年『真紅の式使い』(一迅社文庫アイリス)にてデビュー。主な著作に『白竜の花嫁』シリーズ(一迅社文庫アイリス)『引きこもり英雄と神獣剣姫の隷属契約』(MF文庫J)など。

「2018年 『太陽と月の聖女 乙女ゲームの真ラスボスになって全滅の危機です』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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