傭兵姫と幻影の騎士 (一迅社文庫 アイリス た 3-2)

著者 :
  • 一迅社
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本棚登録 : 32
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758044752

感想・レビュー・書評

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  • 1冊目より、些か読みづらい感があったため、★2つです。

  • 全く期待せずに読み進めたら、後半でボロ泣きでした。
    他の方も言うように、最後もヒーローも微妙なので☆5には届かず。
    でも、死なない騎士たちの思いには泣けます。
    騎士たちをその状態にした秘術も、方法は明かされますが、イマイチ糧と本命的なものはわかりませんでした。

    良い話なだけに、所々の設定が残念な本です。

  • 忠誠を誓うシリアスな騎士もの
    国を追われ、少女剣士・ユディト。身代わり皇女となった彼女を護衛するのは、彼女の国を滅ぼした騎士ヴァイク。
    彼女の壮絶な過去の記憶を合間に回想しながら、彼女を守る幽霊騎士の謎を騎士ヴァイク視点で明らかにしていくストーリー

    恋愛は、淡すぎてヴァイクの白い幽霊なみによくみえない!が、続刊があるなら、是非幽霊の騎士と、彼との間でゆれる乙女心が読みたい。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3107.html

  • イラストの黒桁さんが好きで購入。
    設定とイラストはいいのに、重い過去を受け止めるには、ヒーローが普通すぎて、なんだかストンとこなかった。

    目のことも投げっぱなしだし、設定だけ先走りしてる感じ。
    もうちょっと何とか…。

  • 卑怯な手で国を滅ぼされた姫ユディトが傭兵となり、帝国の姫の身代わりに輿入れ。それを護衛するのは、運良く騎士になったヴァイク。ユディトの目的は裏切りもののリヒャルドを殺すこと。

    シリアスな展開なんですが、ユディトの呼び方がいろいろあったり、フェレンツの父やら義父やら関係が複雑だったり、最後幻で消えちゃったのがリヒャルドなのかヴァイクなのか、迷っちゃったりしました。最後もまさかの夢オチなのか!って思っちゃいましたし。

    自国を破滅に導いたのが、自分の母親の恋心だったというオチでしたけど、そういう理由だと一番かわいそうなのは、実は父王だったんじゃないかなって思いました。あんな死に方させなくても・・・。

    傭兵姫となったユディトは結構クールな感じでしたが、回想シーンのユディトは性格が全然違っていて、ヴァイクがユディトのどこに惹かれたのか、ちょっと分かりづらかったです。

    結構好きだったのは、騎士見習いのフェレンツ。いろいろ主に苦言を呈しながら、ちゃんと主のことを思ってるんですよね。

    このラストだと続きがありそうなんだけど、私的にはちょっと微妙かな?

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