にわか令嬢は王太子殿下の雇われ婚約者 (一迅社文庫アイリス)

著者 :
  • 一迅社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758049603

感想・レビュー・書評

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  • 初読み作家さん。

    王道の王宮溺愛ラブコメで、とても楽しかったです。
    けっこう初期から王太子に突っ込みを入れるリネットにびっくりはしたけど、野生児令嬢なら仕方ないのかな?笑
    でも馬車を追いかけていくところ、かっこよかった。
    脇役のレナルドもいい味を出していて、あとがきのあとのショートストーリーも好きだった。
    基本的には性格が悪い人は出てこず、安心して読める内容でした。
    続編も読んでみたいなーと思えた。

  • 王太子のアイザックに近寄ると何故か女性は皆具合が悪くなるという。行儀見習いとして王宮へあがったのに、いつの間にか掃除女中として働いていた貧乏伯爵家令嬢のリネットは、ある日アイザックの落とし物を拾い、アイザックが近寄っても大丈夫な体質だと分かると仮の婚約者になるよう頼まれて――。

    婚約者のふりをしているうちに二人がどんどん惹かれ合っていくというお約束の展開です。
    目がよく、行動力のあるリネットがこれからどんな騒動に巻き込まれていくのか今後の展開も楽しみです。

  • 伯爵家の令嬢だけれど、貧乏令嬢。
    今日も城にて掃除をしていたら、ひょんな事から
    王太子殿下とぶつかって、連れ去られる事に。

    あらびっくり展開です。
    さらに事情説明されれば、驚き展開。
    小動物のような食事への感動に
    ちょっとうるっと(笑)
    腕白坊主王太子に、おかんのような補佐。
    頑張れ不敬罪w とあわあわな主人公に
    シリアスなはずが笑えるものに。

    目はなにかの伏線かと思っていたらそうでしたし
    ヒーローとヒロインの立場逆転しているのも
    かなり笑えました。
    主人公の体質(?)だけ、回収せずに終了。
    かなり笑えました。

  • 貧乏伯爵令嬢と王太子の王宮ラブコメディ

  • 王太子殿下アイザックが激甘。近づくと女性は具合が悪くなって倒れてしまうという体質をもつ王太子殿下に近づいても平気だった貧乏伯爵令嬢のリネットとの恋物語。婚約者「役」が段々とお互いに惹かれていく、という展開としては王道もの。ただ、リネットの令嬢として以外のスペックが高すぎて、王太子殿下側近のレナルドにも負けずツッコミどころがたくさんある愉快な話になっている。続きがあるみたいなので、読むのが楽しみ。

  • コミカライズで知った。

  • 貧乏伯爵家の娘が、とある理由から王太子殿下の雇われ婚約者になって……という、タイトル通りの筋。

    「雇われ婚約者」というのは、リアルさが失われる設定だが、漫画『狼陛下の花嫁』と同じく何故かワクワクしてしまうんだよなぁ。ただ、大枠の筋書きは大体予想がついてしまうから、そこだけはこれの難点か。

    本作は、大枠は予想通りの展開だが、ヒロインの庶民っぽさ溢れる快活さが楽しい。
    キュンキュンさは、個人的には少し不足気味。王太子殿下が必死になった場面くらいだった……。(続編があるから、そこではキュンキュンできるのかな?)

    一番印象的なのは、王妃様が息子のことを本当に心配していたんだなーと分かるシーン。泣きそうになった。

    今後に期待。

  • まーさーかーのー、王太子本人の魔力!そこか!それでなのか!と思いましたがな。リネットは狩りにも行ってたとのことなので、弓矢なり使うシーンあるかな?と思ったら無かったわ、残念。アイザック、なんだかんだでデレデレやん(笑)

  • [手に取った理由]
    webの活動報告で、発売を知ったので。

    [主な登場人物]
    リネット・アディンセル…16歳。伯爵令嬢
    アイザック・カルヴィン・ロックフォード…第一王子。王太子
    レナルド・ブライトン…公爵令息。アイザックの側近
    カティア…王妃の女官
    王妃
    フリーデ…公爵令嬢

    [感想]
    雇われ婚約者という設定は大好きです。微笑ましいやりとりに頬が緩みましたが、トキメクまではいきませんでした。甘い言葉にもキュンとしなかったので、どうしたの自分?と思いました。

    障害をあまり感じなかったせいでしょうか。私の気持ちが盛り上がっていなかったからかな?と。

    疑問に思ったのは、女性が倒れてしまうなら、リネットの横を通り過ぎたのは変ですよね。王太子の性格からして、遠くから存在を察知して道を変えるなり、部下に女性を移動させるなりしそうな気がしました。

  • 王道の設定ですがラストまで楽しく読めました。ねぎしさんのイラストもあいかわらず素敵。貧乏伯爵の主人公がお掃除スキルはもちろんのこと、俊足だったり、夜目が効いたり、馬車から飛び降りたりと様々な野生的なスキルをお持ちなのが楽しかった(笑)もちろんラブもありましたよ〜

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著者プロフィール

長野県出身、東京都在住。2011年よりWebにて小説の発表を始め、2014年に出版デビュー。

「2018年 『転生しました、脳筋聖女です2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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