ハスク・エディンhusk of Eden 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

著者 :
  • 一迅社
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本棚登録 : 192
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758057615

感想・レビュー・書評

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  • 古代城塞都市エルドラド。
    この街の中央にある聖なる塔と、塔を守る三つの壁。
    そこに何があるのか誰も知らないまま、世界政府はこれを守るために軍を置く。
    そして今日もまた、真実を知らない軍はテロリストを迎え撃つ…。

    一話ごとに主人公が変わっていく感じの、軍隊モノ。
    主人公が変わっていくという時点で何となく気付くけど、全体的にもの悲しい話。
    自分たちが一体何を守っているのかさえよく分かっていないまま、軍人として徴兵された少年少女達の姿を描くオムニバス漫画になってる。
    タイトルは「楽園の殻」という意味だそうだ。
    一話のエリファと上司さんが好きなので、がんばって生き残ってほしいところ。
    エゼルの話はやるせなかったなぁ。

  • 話の中心人物が次々と亡くなっていく。死が近すぎて、読むのが辛い。なのに読むのを止められない。

  • 切ない・・・。
    でも、エゼルとユディの回がとくによかった、早く二巻買いに行きたい。

  • 戦争を舞台にした世界観。遠いようで身近な少年少女の物語に胸打たれる。一話ごとに主人公が変わる設定。

  • 棄てられた城塞都市エルドラド。
    廃墟になった市街地を敵襲のサイレンが鳴り響く。
    何故戦うのか?何を守っているのか?
    他に居場所などない少年兵たちは、何も知らないまま戦場へ駆り出され、死んでいく…。
    戦場のリアルを描きたいわけではないと思います。社会背景は殆ど語られないので。
    少年少女たちの諦めを伴った透明な絶望感を描きたいのでしょう。
    でも少し綺麗すぎるかな?
    人間の醜さをもっとエグく描いた方がより上質なドラマになるのではと思います。

  • これから死ぬ人たちのオムニバス。すごく切なくて良いです。

  • “主人公が毎回変わる話”らしく…どうしよう。嫌な予感しかしない(^▽^;)1巻の状況を見る限り、主人公=死亡フラグじゃないですか…。

  • 青い空が表紙なのに、中身はすがすがしさとは無縁の救いようのない世界・・・。これ、どういう風に終わらせるんだろう。

  • 主人公かと思っていた少年たちが次々と呆気なく命を落とすので驚いた。各話で主人公?が変わるのは新鮮でした。
    百合要素があったり表紙裏には四コマギャグがあるけど、殺伐とした雰囲気が強い本編とギャップがありすぎて笑えるものも笑えない(笑)少し間を置いてから読むといいのかも。

    巻末の花と眠るエゼルが死を美しく飾っている。

  • 全4巻

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著者プロフィール

『ハスク・エディン』(一迅社)など、端正な絵柄と緻密な構成に定評がある漫画家。
休眠期間を終えてアフタヌーンで新連載開始。

「2019年 『恋の罪(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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