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- Amazon.co.jp ・マンガ (148ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758070416
感想・レビュー・書評
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美人保健医の松本先生が主人公の黒髪おさげセーラーの女子高生のななおと恋をするお話。
松本先生は、ななおの気持ちをすぐ受け入れるあたり元々レズっ気があったのかと思ったが、後半で女同士の恋愛に後ろめたさを感じていることを口にする(在学中のJKに保健室でキスは出来るしケーキのクリームを指につけて舐めさせたりはするのに、そこでブレーキを踏むのか…?と一瞬思った)。
ブレーキはななおの将来を考えてのことと、ななおを想う気持ちからのことだが、大人になるとガツガツ行くものの肝心なところでひいてしまうよね。
1話の夏窓シンドロームは松本視点、2話の爪先立ちオクトーバーはななお視点、3話の初恋カノンは松本の同僚視点、4話の嘘つきエンゲージ前後編はななお視点で話が進む。大抵はななおの行動で話が動くので、松本からのアクションは少なく、松本がどれほどななおを愛しているのかわからず悶々とする。嘘つきエンゲージは松本視点で見たかったな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
同性愛はそんな美しいものじゃない。
物語自体は、同性愛の厳しさや教師と生徒という許されない恋をモチーフにしているんですが、
結局は美しいきれいな描写に終始してしまっていて、残念です。
百合物は、もっと開拓と前進をするべきだと思います。
もっともっと、色んな作品が生まれて、
目の肥えた読者や批評家に揉まれて、
ジャンル自体が成長していけばいいのになって思いました。