- Amazon.co.jp ・マンガ (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758071635
感想・レビュー・書評
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あらすじ…一見普通の眼鏡男子校生・花寺啓介。見たカンジは彼女とかいそうな彼なのだが、その正体は少女同士の恋愛を主に描いた"百合"に萌えてしまう"百合男子"だったのだ…!
百合が好きだ。しかしそこに男である自分は存在しない…いや、してはならない!!
…そんな、多くの人々にとっては心の底からどうでもよすぎる苦悩を描いた、1人の男子の残念な物語。
表紙買いしちゃいました笑)
自身は百合に興味はないですが、腐女子として、共通する部分があるのではないかと、そんな興味から読んでみました。
主人公が百合男子を謳うだけあってリアル(3次元)の女子同士をそんな目線から見ているのが面白いですし、学生である中二臭さ全開でツッコミながらテンポ良く読ませてくれます。
1話完結ごとに主人公啓介の名言集?も発表され、これがなかなかに納得できます。
対にはなりますが、腐女子も百合男子と同じ部分がありますので…笑)
物語途中の百合男子が集まって熱く語り合う場面も良かった。
巻末には作者と編集長の対談もあり、結構ボリュームがあります。
あらすじを見て気になった方、百合好きな男子であれば言わずもがな笑)、百合に拒否反応がなく腐ってる方、"百合男子"が気になった方は楽しんで読めるかと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本当に読者の視点で描かれていて面白い!
出版社、漫画、アニメなどメディアや社会的なしがらみに捉われることなく自由な視点で描かれている。さながら同人誌のような作風だが、それを商業誌の誌面でやっていまっているところも面白い。
「編集者仕事しろよ!」とか書いていいんですかね!?ww -
別に僕は百合男子ではないんですが、とにかく笑わせてもらいましたw 百合が好きでたまらない青年の成長?を描く青春異色百合マンガwww
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これにより道を踏み外す男子が増えるであろうことを切に願い、併せて哀れむ
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作者の百合好きがいたいほど伝わってきました
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声優の佐倉綾音さんが大プッシュしていた作品。
漫画の中の花寺啓介と現実の佐倉さんがすごく似ていて面白かった。大好きな百合を語る佐倉さんはあんなに可愛く見えるのに、啓介が語るとなぜあんなに気持ち悪く見えるのか。
やっぱり「そこに我(男)、必要なし」……なんですね。でもその気持ち悪さが面白いんだ。 -
主人公啓介の熱い百合への思いと溢れる妄想が面白かったです。彼は行動力がありすぎるのが、また…(笑)
でも、かなりマニアックな話が続くので一般の人には分かり辛いだろうな、と思い中々布教できません(笑)自分一人でこっそり楽しんでいます。 -
倉田嘘の百合男子第1巻。まず、タイトルに驚きます。百合なのに男子!?表紙もメガネ男子だし、これで百合作品はありえないというのが第1印象。実際に読んでみて、また驚く。主人公が男性なので、男性目線で展開する百合作品なのですが、内容がキモすぎる。主人公が痛すぎる。なんだ、これ自分の事かと思い始める。そこまで行ければ、あなたも今日から立派な百合男子です。この本は百合好き上級者向けだと思います。作者のゆるゆりへの愛は十分に伝わりました。あと、作中の百合作品を大概知ってる自分が怖い…。
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わたし、百合女子です。男子ではありません。
そしていわゆる腐女子です。
私が啓介さんと出会ったのは「コミック百合姫 3月号」でした。
啓介さん、なんでそんなイケメンなんだろう、と腐女子の私は思うのです。だがしかし、百合女子の私は思うのです。
「啓介、もっとやれ。」
そう、啓介くんのキモさは私の百合萌のキモさと お な じ なのです。百合ーダー!!!!!!!
今後も啓介くんの活躍に期待します。ありがとうございました。