真夏の島の夢

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 38
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758410267

感想・レビュー・書評

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  • 雑然としすぎていて、まとまりがなくて、非常に残念。

    1つの物語にしては扱っているテーマが多い中、一番どうでもエエことだけ解決させて、それも謎解きにしては突拍子もないオチで…。そんなんどうでもエエねん。

    俺は、コカペプシのコント劇が見たいし、佳苗のポルノ小説が読みたいし、登場人物たちの甘酸っぱい出会いの顛末を読み進めたかったのに、なんでそっちをほったらかすかな。
    なんかごまかされたような終わり方。週刊コミックの作者急病による連載休止じゃあるまいし、もうちょっとなんとかしろよ。

  • 夏には夏の本をということでチョイス。

    瀬戸内に浮かぶ鹿爪島。
    劇団コカペプシの4人は、演劇コンテストの出場準備のために、
    小説家は、締切が迫った官能小説を書きあげるために、
    この島に缶詰めになっていた。
    同じフェリーで出会った彼らは、交流を深める中でそれぞれ刺激を受け、作品を作り上げていく。
    一方島では産廃問題に揺れ動いており…
    恋あり、エロあり、ミステリーありの盛りだくさんの一冊です。

    最後急にミステリーになってびっくり。
    もう少し分量があるならいいけど、
    この厚みで内容を盛り込みすぎましたねぇ。

    そこそこ面白かったけど、
    それ以上の感想はとくに生まれない一冊です!

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