夏には夏の本をということでチョイス。
瀬戸内に浮かぶ鹿爪島。
劇団コカペプシの4人は、演劇コンテストの出場準備のために、
小説家は、締切が迫った官能小説を書きあげるために、
この島に缶詰めになっていた。
同じフェリーで出会った彼らは、交流を深める中でそれぞれ刺激を受け、作品を作り上げていく。
一方島では産廃問題に揺れ動いており…
恋あり、エロあり、ミステリーありの盛りだくさんの一冊です。
最後急にミステリーになってびっくり。
もう少し分量があるならいいけど、
この厚みで内容を盛り込みすぎましたねぇ。
そこそこ面白かったけど、
それ以上の感想はとくに生まれない一冊です!