ラ・パティスリー

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758410571

感想・レビュー・書評

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  • 図書室で借りて気に入りすぎて返すのが嫌で、ノートに模写してたなあww
    20頁くらいがんばった^^登場人物が良い^^

  • 話の内容よりケーキが気になる。
    美味しそうなストーリー。

    というか、洋菓子店の仕事はすごい大変そうだなぁ、
    というのだけが残った。

  • 主人公夏織の勤めるフランス菓子店「ロワゾ・ドール」に謎の菓子職人が現れる。

    菓子や厨房の様子や,菓子職人の仕事の描写が丁寧で,
    雰囲気をつかみやすい。
    ストーリーは毒がなくてやや淡白かも。

  • 「ショコラティエの勲章」より登場人物達に人間味があり、読みやすく、面白かった。
    ラストはもう一ひねり欲しかったかな。

  • ミステリのような恋愛小説のような。ケーキがいっぱい出てくるのが楽しい感じ。

  • いつものように早く出勤した主人公。
    厨房にいたのは見知らぬ男性。
    なれた手つきとなれた態度に、新しく入った人物かと思いきや…。

    パラレルワールドか何か? と思っていたら
    現実的な落ちが待っていました(笑)
    けれど、そんな事があるのか、とも。
    むしろああなると、結構市役所は役にたってくれるのだな〜と。

    しかし、相変わらず腹が経ちそうな文章です。
    おやつ時にも食事後にもお薦めできない文章です。
    想像力豊かにしなければ大丈夫ですが…w
    読んでいて、美味しそうと非常に思いました。

  • お菓子がたくさん。ダイエット中の身には辛いぜ。

  • フランス菓子専門店を舞台にしたミステリー仕立ての恋愛小説、に見せかけてやっぱりフランス菓子店小説。ケーキが美味しそうです。

  • お菓子屋さんって力仕事だったんだ

  • あるパティスリーで働き始めた女性。ある日の朝、一番で出勤した彼女の前にあらわれた、腕の良い若い職人。彼はこの店のオーナーだと言うが、それは誤りであり、また彼の記憶の一部は失われていた。記憶は戻るのか?記憶が戻ったら彼はどうするつもりなのか?日がたつにつれて、彼女はだんだんとつらい気持ちになる。
    主人公二人のほかに、同僚たちやオーナーの女性の物語も丁寧に描かれる。人物たちの性格が単なるいいひとではなく、影があったり、依怙地な面があったり、まじめすぎたり、とさまざまであるところが良いと思った。余韻の残る終わり方もいいですね。ケーキ類はほんとうにおいしそう……

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著者プロフィール

兵庫県生まれ。2003年『火星ダーク・バラード』で第4回小松左京賞を受賞し、デビュー。11年『華竜の宮』で第32回日本SF大賞を受賞。18年『破滅の王』で第159回直木賞の候補となる。SF以外のジャンルも執筆し、幅広い創作活動を行っている。『魚舟・獣舟』『リリエンタールの末裔』『深紅の碑文』『薫香のカナピウム』『夢みる葦笛』『ヘーゼルの密書』『播磨国妖綺譚』など著書多数。

「2022年 『リラと戦禍の風』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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