夕映え

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著者 : 宇江佐真理
  • 角川春樹事務所 (2007年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758410953

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夕映えの感想・レビュー・書評

  • 江戸から明治への大変動の時代を描いた時代小説。
    元武士の夫とともに小料理屋を営む主人公の家族の歴史。
    上野の彰義隊や会津の悲惨な状況など、同じ日本人同士が殺し合った時代がそんなに遠くない過去にあったのだ、という事が実感できた。
    何気なく見ていた日暮里の経王寺の門に残る弾痕の意味がよく分かった。

  • 幕末・江戸の市井に生きる人びとを描く時代長篇。江戸
    ・本所にある縄暖簾の店「福助」はおでんが評判で、女将のおあきは、元武士で十手持ちの亭主弘蔵と息子の良助、娘のおていと、つつましいが幸せな暮らしをしていた。しかし、娘のおていは一悶着あった八百半に嫁入りし、姑のいじめにあい、ぐれて家に寄り付かなくなり無断で伊勢神宮へ抜け参りをした息子の良助が彰義隊に志願してしまう…。江戸から明治に代わる時代の大きな潮流に、おあき達市井の人々もいやおうなしに巻きこまれていく。時代背景は描けているが地味すぎかなぁ。

  • 江戸時代から明治にかけての混乱期の江戸・下町の料理店の家族を中心とした人情もの。時代が変わるときの庶民の生活の変化(或いは変化がないこと)はこのようなものだとその観察力に驚きます。白虎隊による上野山寛永寺の戦い、五稜郭戦争での場面、そして最後は、父の故郷・松前藩へ夫婦が訪問する場面は感動的でした。北海道が登場するのは私の読んだ宇江佐本では初めてであり、函館出身の著者の面目躍如たるものがあります。
    江戸時代が暮れていく「夕映え」の美しい本ですね

  • 実家のクローゼットの中の本の山から発見、どうも読んでいなかったらしい。

  • 幕末の市井を淡々と

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