日本国怪物列伝

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著者 : 福田和也
  • 角川春樹事務所 (2009年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758411172

日本国怪物列伝の感想・レビュー・書評

  • この著者ならでは書けぬというべき一本。近代日本において、時に世に現れたとらえどころのなき巨大なエネルギーの数々を見事に浮き彫りにしてみせる。辻政信などは、やはり、著者の筆の真面目である。フランス文学畑らしき衒学、ディレッタンティズム、バタ臭き華やぎも、時に、よし。

  • 今を見るために知っておいていい人達。

  • 近代の人がいっぱいでてきます。意外と知らない人が多いな~という感じでしょうか。知ってる人は面白いのですが、知らない人はあまり興味もって読めませんでした。そういう意味ではかいつまんで読んだ感じですね。

  • 次から次からフィクサーがでてくるので今の日本にいったいどのくらいのフィクサーがいるんだろうかって気になった。一人こんな何ページかでは物足りないくらいどの人も豪儀で触れ幅が大きい。そして夢野久作のお父さんまでフィクサーとは(知らなかった)。とりあえず木村東介の書いた本は面白そうだから次に読んでみたい。
    あと、菊池寛の写真がワタナベさんに似ていた。非常に。
    人一人の言論力とか交渉力とかに非常に力があった時代がうすぐらくて行ってみたいのはこの時代だなあ、それも庶民ではなく。シンプルで、力強い時代だなあ。

  • 著者はあとがきでこう書いている。「歴史」という抽象的な概念よりも、人物が好きだ、なんといっても人間が面白い、と。


    この本に取り上げた27人の短い評伝を読むと、確かにそう思えてくる。
    稀有な芸術家・北大路魯山人。
    夢野久作の父親で政界のフィクサーだった杉山茂丸。
    右翼の大物、三浦義一。
    日本医師会のドン、武見太郎。
    人気作家だった、山本周五郎。
    文藝春秋の創始者・作家、菊池寛。・・などなど。

    人柄から就いている職業まで、なんだかよく解らない人たちもいる。
    正直、だれ?と思ってしまう人が多かったけれど、どれもスケールが大きくダイナミックな人々ばかりだった。
    できれば近寄りたくないし、とても友人にはなれない。でも、そうゆう人物ほど面白い。ほんと厄介です。

  • 今まで知らなかった人間が数人いたので勉強になりました。

    三浦義一,九津見房子,武智鉄二など。

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日本国怪物列伝はこんな本です

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