巡査の休日

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著者 : 佐々木譲
  • 角川春樹事務所 (2009年10月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758411455

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巡査の休日の感想・レビュー・書評

  • 前作「警官の紋章」の事件のすぐ後から、1年半飛んだ時期のある一週間の話。

    刑事の日々の仕事を通して、今まで気になっていた事件に新しい事件も加わって忙しい一週間を追っている。地味な「24」みたい。札幌の有名なお祭り「よさこいソーラン」を絡ませて、観光性もじゅうぶん。北海道に行きたくなります。

    「警官の紋章」の続きというかスピンオフというか、本当に話が繋がっているので、前作を読んだすぐ後だったせいか臨場感がすごかった。ぜひ2冊続けて読むことをお勧めします。

    いずれ時間をあけて「笑う警官」「警察庁から来た男」「警官の紋章」「巡査の休日」を一気読みしたいです。

  • よさこいソーランの時期の話。
    逃走したストーカー殺人犯を追う捜査班、ストカー被害者を警護する婦警、引ったくり犯を追う刑事。過去シリーズのように、各チームの捜査が交じり合いそうな雰囲気があるが、それぞれに事件が収束する。佐伯が事件の結末に関わらない点や、全体として大きな事件にならないあたりが「休日」か。

  • 北海道の警察。ストーカーが逃げる。
    よさこいソーラン。

  • 真犯人は度々場面に上がったので怪しかった。
    男から被害を受けた女性なのに、一方は緊張感がなく、一方は悲壮感さえ漂う。
    どこでどう間違えたのか。たらればを言えばキリはない。警察も人間だから間違いもある。それでも完全を目指してほしい。

  • 5月に読んだ警官の紋章の続編。この作者の小説には結構あるのだが、様々な事件が最後に修練していく様がとても面白い。舞台はもちろん同じ北海道警察。ストーカー事件、引ったくり事件、白骨死体発見事件、そして過去の事件や何か気になる出来事等が同時に展開していく。この話で刑事達が横浜のはずれのとてもマイナーな町に捜査で行くのだが、そこは私が昔しばらく住んでいた辺り。町の描写の雰囲気が全くその通りであり、実際に取材で訪れたということが分かる。ご苦労なことである。

  • 神奈川で現金輸送車の強盗事件が発生し、犯人の一人に鎌田光也の名が挙がった。
    鎌田は一年前、ストーカー行為をしていた村瀬香里のアパートに不法侵入したところを小島百合巡査に発砲され、現行犯逮捕された。
    だが、入院中に脱走し指名手配されたまま一年が経ってしまっていたのだ。
    一方、よさこいソーラン祭りで賑わう札幌で、鎌田からと思われる一通の脅迫メールが香里の元へ届く。
    小島百合は再び香里の護衛につくことになるのだが…。大人気道警シリーズ第4弾。

  • またもや一気読みしてしまった。
    結局のところ「キャリアがどうしようと、現場は現場がすべきことをするのみ」

    なるほど、まさしくそうだね。

  • 道警や警察組織から少し離れた内容。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/7475542.html

  • ①笑う警官②警察庁から来た男③警官の紋章、から続く道警シリーズ第4弾。前編で香織を襲い小島百合巡査に発砲され現行犯逮捕された鎌田が、入院先から逃走した。指名手配されたが行方がつかめないまま、再び香織の周辺を伺う様子に小島百合巡査が警護に付くが、香織はよさこいソーラン祭りに参加し一緒に踊る事になる。シリーズ物の良さとして登場人物のメンバーのキャラがたち、前編からの繋がりが楽しみめる。小島百合巡査の過去の案件の処理の甘さを、うまく最終場面に結びつけた構成・タイトルの『巡査の休日』本当に上手いと思う。

  •  少々、飽和した雰囲気が漂っているように感じた3作目に比べて、4作中で起こった事件はきちんと気持ちよく片付き、最後は少し出番の少なかった佐伯さんの登場により、和やかに終わったと思いました。でも、鎌田が北海道に舞い戻った動機がよくわからなかったんです。また、読み流して
    しまったのかな?

     このシリーズは、1作目からこの4作目を通して、日時が少し被った状態で進んでいき、こういう形で進まれるとシリーズ全作を読まないといけないという心理になりますが、この辺りは今さらだけど本当に上手いと思います。でもその分、楽しませてくれました。

  • 〈内容〉神奈川県で現金輸送車の強盗事件が発生し、犯人の一人に鎌田光也の名が挙がった。鎌田は一年前、ストーカー行為をしていた村瀬香里のアパートに不法侵入したところを小島百合巡査に発砲され、現行犯逮捕された。だが、入院中に脱走し指名手配されたまま一年が経ってしまったのだ。一方、よさこいソーラン祭りで賑わう札幌で、鎌田からと思われる一通の脅迫メールが香里の元へ届く。小島百合は再び香里の護衛につくことになるのだが・・・・・・。

  • 神奈川県で現金輸送車の強盗事件が発生し、犯人の一人に鎌田光也の名が挙がった。鎌田は一年前、ストーカー行為をしていた村瀬香里のアパートに不法侵入したところを小島百合巡査に発砲され、現行犯逮捕された。だが、入院中に脱走し指名手配されたまま一年が経ってしまったのだ。
    __________

    いろいろと伏線があり、
    結末に期待したけれど、あっさりとして展開だった。
    意外性はあったけれど、あまり納得のいかない感じ。
    そしてタイトルと中身のギャップがあるような…。
    初めて読んだ佐々木作品だったけれど
    もっと他のも読んでみよう。

  • 矢作俊彦の二村刑事の休日を描いた中編小説『リンゴォ・キッドの休日』を思い浮かべ、道警シリーズの誰か(佐伯刑事あたり)が休日に何らかの事件に出くわすという勝手な思い込みで読み始めたのだが、休日ではなく平日の物語。しかも主役は今回に限っては小島百合刑事。意外な展開に戸惑いつつも、シリーズとしてずっとある一定のレベルをキープしつつ何となく定着してきたシリーズの安定感を感じざるを得ない。

     本書もいきなりの容疑者脱出劇から始まり、同時多発的に展開するあちこちの事件とそれぞれに携わる佐伯、津久井たちお馴染みの面々がそれぞれに『うたう警官』の事件を引きずりつつも、その生き様を変えず、道警という巨大組織との対決姿勢を変えず、信念に基づいた捜査を続ける逞しさは、やはりこのシリーズの読みどころ。

     『うたう警官』がなぜ文庫化に際して『笑う警官』と改題したのかわからないし、マルティン・ベックシリーズのあまりにも著名な警察小説の金字塔といえるタイトルを勝手に拝借されるのは、いかにぼくが佐々木譲のファンであっても癪に障る。さらに映画化されるタイトルも『笑う警官』。あの作品は、ジャズにひっかけた音楽好きの警察官、また道警疑惑に内部告発の形でまさしく証言する(歌う)警察官の話であり、『うたう警官』は絶対的なタイトルと思えたのだったが。

     人気が出ればアホな版元がアホな改題をするのは、今に始まったことではないが、シュバルー&バールーの名作へのリスペクトを残す気持ちがどこかにあってもおかしくないはず。佐々木譲という作家の方にそのあたりのプライドを見せる意地が見せられるか否か今後に密かに期待しているのだけれど。

  • この作家さんの本を初めて読みました。

    何人かの警官が主役の事件もの。
    個々の警察官の心理描写よりは、事件の推移がメインのように思います。

    事件解決への流れは、まぁまぁ面白く一気に読めました。

  • お気に入りの道警シリーズ
    甘いのは、わかっているが…
    4.5

  • シリーズ第4弾。
    逃走犯が、復讐を狙っているのか。
    姿の見えない犯人。
    いつものメンバーが、ばらばらに活動し、ちっとも絡まない。
    ばらばらの活動かと思いきや、最後は一気に畳み掛ける。
    タイトル通りの、休日のラストがいい。
    内容が、番外編的だった。
    http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-02a1.html

  • 北海道よさこいが舞台だったので期待したが・・・・

  • 道警シリーズ。よさこいを舞台にした物語。
    このシリーズ、ひと通り読んでいるはずなのに、ディテールが思い出せない…(汗)。単作としても楽しめたけれど、これまでの作中の人間関係が理解できていたら、より楽しめたかも。
    ラストは爽快。警察官だって人間だよなあ。休日くらい楽しみたいよなあ!

  • 独特のスピード感がなかった。

  • 北海道を舞台にした警察小説。

    作家も内容も何も知らぬまま、会社で借りて読み始めたら、テンポよく話が進んであっという間に読めた。

    結論までかなり引っ張るのに、エンディングはあっけなく、あと3ページは欲しいと思った。

  • 大好きな北海道警察シリーズ、
    おなじみの小島百合、佐伯、津久井、新宮が別々の場所で大活躍
    そして、なんといっても事件現場が札幌で、
    事件の時期も、ちょうど今の札幌と一緒のよさこい祭り時期という
    リアル感たっぷり、ドキドキはらはら、面白かった

  • つまんない。シリーズの中で一番面白くなかった。
    次回作に期待。

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