巡査の休日

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 507
感想 : 72
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758411455

感想・レビュー・書評

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  • 道警「笑う警官」シリーズ第4作。
    いつもの面々が登場し、鎌田という容疑者を中心に物語は展開。

    前作までで大きな事件が解決しているため、事件の規模は小さい。
    これまでチームで事件を解決してくのが本作の基本であったが、
    今作は個々人がそれぞれ任務に当たっている。
    複数の事件が同時並行していくのは良いが、
    別々のままで最後に集約されない点は少し残念だった。

    しかし、タイトルの意味の通じるラストは気持ちの良い終わり方。


    前3作までの流れも伏線的に入れながら描かれており、
    次回作も予感させる。楽しみ。

  • 話が散漫な印象を受けました

  • 道警シリーズ第4弾。前作までに比べ、ストーリーが淡々と進む感じ。最後の展開は多少びっくり。それぞれの刑事が追う事件の関連性がなかなか繋がらなかった。佐伯刑事ファンには、登場と小島婦警との関わり合いが少なくて、ものたりないかも。でもこのシリーズはまた次からの新たな展開に期待感大。

  • 速度感はあったけど、終わりが何か釈然としない。どんでん返し?驚きまでにはいただず読了。

  • 北海道警シリーズ第4弾。小島(映画『笑う警官』では松雪泰子)をめぐるエピソード。佐伯(映画では大森南朋)の出番が少ないのは残念。▼著作権の関係なのか、著者の主義なのか、引用される映画のタイトル(アンジェリーナ・ジョリー主演『トゥームレイダー
    』か)が明示されないのは、どうなんでしょう。現在はわかりますが、時がたつとわからなくなるのでは?▼次巻では、シリーズがわかるような副題をつけてほしいですね。つづく?図書館予約数は1(2010/08/14現在)です。

  • 道警シリーズ第4弾

  • 巡査の休日、作品としても一休みかな。前作までと比べると、やや物足りない。読み物としては、面白い部類なのだか、、、
    ノンキャリアの葛藤と、意外な結末が売りだと思っていたのに、本作はそれがどちらも弱い。
    佐伯が決断してしまったことと、ストーカーの正体が、早い段階で、推測できてしまったことが原因かと。
    次作に期待する。

  • 佐伯とか、小島百合とか、かすかに記憶にある登場人物たちが再登場・・なんだけど、以前の一連の作品のように、のめりこめなかったなぁ。ストーリーがちょっと懲りすぎな印象だった。最後のどんでん返し(?)も、最後の最後にそんな違和感覚えるのってあり?それならもっと前に伏線はっといてほしかったなぁ、みたいな感じがして、なんとなく取ってつけた感があって、今いち。

  • 笑う警官シリーズ

  • 「よさこいソーラン」がそんなに有名なお祭りだとは知りませんでした。

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著者プロフィール

1950年北海道生まれ。79年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。90年『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を、2002年『武揚伝』で新田次郎文学賞、10年『廃墟に乞う』で直木賞、16年に日本ミステリー文学大賞を受賞。他に『抵抗都市』『帝国の弔砲』など著書多数。

「2022年 『闇の聖域』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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