巡査の休日

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.40
  • (14)
  • (81)
  • (100)
  • (18)
  • (2)
本棚登録 : 507
感想 : 72
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758411455

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 北海道よさこいが舞台だったので期待したが・・・・

  • 大好きな北海道警察シリーズ、
    おなじみの小島百合、佐伯、津久井、新宮が別々の場所で大活躍
    そして、なんといっても事件現場が札幌で、
    事件の時期も、ちょうど今の札幌と一緒のよさこい祭り時期という
    リアル感たっぷり、ドキドキはらはら、面白かった

  • 道警シリーズ第四作。
    「よさこい」の裏舞台に、名前は出ていないが明らかにmixi上でのやりとり、最後の場面となる観覧車は、もちろんノルベサ。
    この作品も、札幌のよさこいシーズンの風景が目に浮かぶよう。

  • うまく引っ張ったなぁ・・・
    今回は小島百合巡査がメイン。札幌のよさこい祭りと絡めて、事件は進んでいく。今更、よさこいか・・・って気もしないではなかったけど。祭り自体は大規模になり過ぎ、商業的になり過ぎ、資金が豊富な団体が強く、お祭りといよりはダンスコンテストとなっていると思う。最初のころは、友人が出ていたこともあって、見に行ったりもしたが、最近はもう。。。(余談ですが)

    ラストまでうまく引っ張ったなぁ。
    どこでどう、恨みをかってるかわかんないね。コワイコワイ。

  • 北海道警察シリーズ第4弾。

    面白かったです。
    なぜこんな題名なのか最後にやっとわかりました。

    悲しいのは去年の8月に3弾を読んだばっかりなのに、
    もう、名前以外ほとんど忘れてしまっている
    おいらの記憶力・・・(〒_〒)ウウウ

  • 札幌大通署シリーズ。
    佐伯が中心のシリーズなので、ヒーローと分類しかけたが、今回は小島百合のほうがむしろ、メインかな?
    いつもの面々がそれぞれの担当の仕事をしつつ、最後に出てくる休日まで頑張ります。
    小島百合が逮捕したストーカー蒲田光也。あの事件で逮捕の数日後、怪我で治療中に逃亡。
    1年2ヶ月たっても行方が知れなかった。
    ストーカーされた村瀬香織は風俗の仕事を辞めて、美容学校に通っている。
    彼女の元に謎めいた警告のメールが送られてきて、小島百合は警護に就くことになる。
    折しも、よさこいソーラン祭りが木曜日から日曜日まで行われる時期。
    香織はメインの踊り手のため、抜けるわけにはいかない。
    小島百合は香織に張り付くため、脇で簡単な振り付けで踊ることになってしまう。
    津久井はもと自衛官だった蒲田の行方を追って、生家や元上官を訪ね歩く。
    札幌ではバイクによるひったくり事件も頻発していた。
    一方、前からの事件を抱えた佐伯は暗礁にぶち当たり、密かな行動を続けるが…
    前々からの事件の続きでもあり、なかなか警官の仕事は難しいものだと思うが…それぞれの働きぶりに好感が持てます。

  • シリーズの4作目。3作目で少しだらだら。これは締まっているかな~。

  • 映画から先に入ったので、ビジュアルがあります。
    津久井さんは宮迫さん、で佐伯さんが大森さん。小島さんが松雪さん。
    毎回、毎回、宮迫さんを思い出しては吹きそうになります。

    今回は、佐伯さんが影が薄いです。これからどうするかを考え込んでるからだと思います。キャリアの陰謀を白日の下にさらすのか、そのために更に追い込むのか。それとも違う方向に出るのか。
    佐伯さんが考えている間にも津久井さんと小島さんは、頑張ってます。
    笑う警官は、佐伯さんの巻だったけど、どんどん津久井さんと児島さんに奪われてると思います。後、新宮君にも!!
    合コンだったのに残念でしたね。でもいいよね。

    次がどう展開するかわからないので、楽しみです。

  • 主役ではないのですが、小島巡査が一番「刑事としての勘」が働くのかな、と思いました。シリーズの中では面白い方でした。

  • 強姦殺人犯のストーカー鎌田光也は村瀬香里のアパートに侵入。警護に当たっていた小島百合巡査が取り押さえ逮捕する。だが、鎌田は入院治療中に脱走し行方不明となってしまっていた。1年後、脅迫メールが村瀬香里へ届き、再び小島百合は警護を命じられる。必死の探索にもかかわらず、小島たちを嘲笑うかのように何度も送られてくる無気味なメール。犯人はどこに潜んでいるのか? 「笑う警官」、「警察庁から来た男」、「警官の紋章」に続く、大ベストセラーの北海道警シリーズ、待望の第四弾!

    徐々に徐々に犯人が近づいて来る感じがとても不気味です
    「笑う警官」を読んで小島百合巡査は30代後半だと勝手に想像して
    いましたが今回意外と若いことが解って^_^;

    今回、佐伯の出番があまりありませんが児島巡査との関係におやっと
    思いこの先、どんな流れになるのか楽しみです。

全72件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

1950年北海道生まれ。79年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。90年『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を、2002年『武揚伝』で新田次郎文学賞、10年『廃墟に乞う』で直木賞、16年に日本ミステリー文学大賞を受賞。他に『抵抗都市』『帝国の弔砲』など著書多数。

「2022年 『闇の聖域』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐々木譲の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×