あるいは脳の内に棲む僕の彼女

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.70
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本棚登録 : 82
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758411547

感想・レビュー・書評

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  •  「んっ!?」と思う表紙イラストとは裏腹に、しっかりとした文章で高性能人型AIが日常の暮らしに登場する近未来の日本が舞台。
     物語は難病を抱える少年と、彼を介護する最新型美少女型AIを中心に展開。美少女AI凌辱事件から警察、AI製造メーカーが複雑に絡み合った問題に巻き込まれる主人公達の苦難と苦闘を少年の視点から描かれる。
     展開された筋書きを結末に向けて収束させるのに荒削りな印象を受けましたが、SFでも特にサイバーパンクと云われるジャンルが好きなカミュニンスくんは楽しく読めました。
     しかし、小説として好みが分かれるところでしょうし読者を選ぶ一冊だと思います。

  • 初めに表紙しか中味のギャップに驚いた。ちょっとエロく、少しバイオレンスで全体的にSFでした。

著者プロフィール

松本 晶 1972年、埼玉県生まれ。1994年、多摩美術大学日本画科卒業。フリーイラストレーターとして活動しながら、主に哺乳類を中心とした動植物画を書籍、新聞などに制作提供。「かがくのとも」折り込み付録(2016年7月号/福音館書店)の“ながめるかがく”で「どうぶつのおやこ」を描く。一般社団法人日本理科美術協会 所属。東京都在住。

「2021年 『いきものづくし ものづくし 9』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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