幕末 まらそん侍

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著者 : 土橋章宏
  • 角川春樹事務所 (2014年7月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758412407

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幕末 まらそん侍の感想・レビュー・書評

  • なんとなく図書館で手に取ってみた。
    皆さんのレビューを読んで、本当にあった話だと知って驚き。

    安中遠足は日本のマラソン発祥なんだ!
    今でも続いてるって、本の内容より今はそっちに興味深々。

  • 殿様の思いつきで安中城から熊野神社まで走ることになった武士たちの物語。面白かった!ネットで調べたところ、板倉勝明が遠足を言い出したことも、参加者のうちの2人は2回も走ったことも、初日の遠足のゴールにゴールを記録する宮司が間に合わなかったことも、本当にあったことのよう。

  • 遠足(とおあし)を巡るあれこれ。乱心か?と思われたいきなりの「遠足」宣言。戸惑う家臣達に相反して浮き上がってくる様々な人情に、小気味良かったり、ほろりと来たり。古き時代の日本は人情に溢れこんなにも良き人達が集まっていたか、と思いましたが、最後を読めば集まるのは良き城主だからこそか、と思い直し。明るければ良い、だから松明を灯す、その優しい発想が生まれる城下は家臣含め賑やかだったに違いなく。女の怖さ、男の愚かさ、友情、家族愛に師弟愛。諸々含めて爽やかな読後でした。私としては超高速参勤交代より面白かったです。

  • 爽快ですね、走るのは。

  • 読み終わった後、爽やかになる。

  • 戦のない泰平の世、群馬県の安中城では武士の体力回復に遠足が行なわれる。

  • 安中藩の安政遠足を題材にした、
    『超高速!参勤交代』の土橋さんの2作目です。

    でも…、何となくだけど、
    『超高速!~』の二匹目のドジョウを狙っての?、
    1956年公開の『まらそん侍』のリメイクありきの、
    企画先行だったのかな~??

    『超高速!~』の焼き直しのよぅな作風でもあり、
    全体的に、うまくまとめ過ぎて、小ぶりな感じに。
    悪ぃとこはなぃけど、特出すべきとこもなくて…、
    ふつぅ…かな~。

  • 図書館で借りているので、予約した本がどのタイミングで手元にやって来るのかは自分ではほとんど調整できない。
    そのような状況下で、息が詰まるようなヘビーな内容の作品の合間に読んだので気軽に楽しく読めた。
    (何しろ「ナイルパーチの女子会」(柚木麻子)の直後であり、これから「朝が来る」(辻村深月)と「お引っ越し」(真梨幸子)が控えているのだから)

    ただ、単純にお口直し的に軽くて良かったと評しているわけではない。
    読み易くて面白くてジーンときて、最終章では落涙。
    読んで良かった。

    国内でのマラソンの発祥とも言われている「安政遠足(とおあし)」という史実をベースにしている。
    現在も同じコースを走るマラソン大会が行われているということを何となく知ってはいたが、本書を読んで改めて調べてみた。
    仮装していない人の方が少ないくらいの人気大会である。
    来年エントリーすることに決めたのは本書のお陰。

  • 連作短編5編
    安中藩主の思いつきで始まった遠足.それぞれの武士のこだわりや想いが,走ることで露わになったりほどけたり,藩主板倉勝明の手の中?で踊ってるのかもしれない,藩主も思った以上の得難いものを得たようで,得るところの多い遠足だった.

  • 五つの短編が、最後にひとつにまとまる話でした。
    何だか、よく分からず走っていると、最後に「そうだったのか」と、やっぱり殿様は偉かった。と思えました。
    最後の話を、もう少し膨らませてくれると、もっと面白くなったのでは?
    他人に傷つきながらも、他人の心に救われる、そんな関わりがほっこりと思えました。

  • 幕末の安中藩藩主、板倉勝明が御触れをだした。50歳以下の藩士は安中城から碓氷峠の先の熊野権現神社までの七里七町(約28.3km)の遠足に参加すべしと。
    遠足の中で繰り広げられる悲喜こもごも5編。
    1.遠足
    2.逢引き
    3.隠密
    4.賭け
    5.風車の槍
    思いの外、人情話であった。

  • サクサクっと読みました。

  • 2015年8月西宮図書館

  • なかなか、おもしろかったです。

    この、「まらそん侍」は、表紙のイラストも、のどかですが、基本、本編もほのぼのしてます。

    お殿様の奇抜な思いつきで、全家臣参加で、いきなり遠足(とおあし、つまり、登山マラソン)が催されることなった、というお話。

    立場も身分も異なる、数人の家臣たちが、それぞれどのような思いでどのように走るか、という短編構成で、ラストにはそれらがまとまって、一つの長編として完結します。

    立場や身分、それぞれの抱えた問題の違いが、うまく配されていて、飽きさせない、なかなかうまいストーリーです。

    上司より先に行ってはいけないとか、いろいろ現代のサラリーマンなんかにも通じるところがあって、それも面白かったです。

  • 日本のマラソン発祥といわれている安政遠足が題材のエンタメ小説。
    面白かった。走る藩士たちが主人公の連作短編集。それぞれ走る理由も境遇も様々で、だんだん引き込まれた。特にラスト伊助と又衛門の話がぐっときた。
    発祥の地・安中市で毎年5月に侍マラソンが開催されていることを初めて知った。スタートとゴールの標高差1000メートル以上、、厳しい。。

  • 面白かった(^^)♪藩士の心身鍛練のため、安中藩主が安中城~熊野神社まで約七里の遠足(まらそん)を命じる!それぞれのまらそん侍にドラマあり(^o^)そして藩主の本当の思惑は!?(;゜∇゜)楽しく心暖まる話♪「超高速!参勤交代」も読みたくなったo(^o^)o

  • 遠足(とおあし)201501

  • 安政2年、安中藩で行われた「遠足」(とおあし)のエピソード。安中藩の家臣、その妻、隠密、足軽、槍使いや槍使いの息子など、いろいろなひとたちが、それぞれの理由でマラソンに挑みます。
    同じ藩の者同士だから、お話もどこかリンクしていて、最後は勢揃いの大団円。面白くてほっとする、楽しい読み物でした。

  • 安中藩で行われた日本初のマラソン(遠足=とおあし)大会に参加した武士達のお話。
    最後の大団円が爽快。
    【図書館・初読・1/29読了】

  • 超高速参勤交代の土橋章宏が描く時代もの。読後感が爽やか。安中藩の殿さまが藩内の家臣にマラソンを命じる。
    それに参加する人々を描く。

  • 読んで良かった。序盤のお話が、とっても無益に感じてしまい、だらだらと読書してしまったのだけど、最後のお話が、とても楽しく読めた。泣いたし。

  • 去年出た同じ著者の本、『超高速!参勤交代』が面白かったので、今回も期待して読んだ。
    なかなかテンポよく読めて、お笑いあり、涙ありで
    最後はしっかりハッピーエンドで終わるという
    分かり易いスポーツ面白物語になっている。
    群馬県安中市がマラソン発祥の地だったとは、知らなかった。

    amazon 内容紹介より
    ”黒船の来航により、風雲急を告げる幕末の世。安政二年(1855年)、安中(群馬県)藩主・板倉勝明は、藩士の心身鍛錬を目的として安中城内より碓氷峠の熊野神社までの七里余り(約30キロ)の中山道を走らせた。“安政の遠足"とも呼ばれ、日本のマラソンの発祥である。美しい姫をめぐりライバルとの対決に燃える男。どさくさ紛れに脱藩を企てる男。藩を揺るがす隠密男。民から賭の対象にされた男。余命を懸け遠足に挑む男。涙と笑いの痛快スポーツ時代小説!!”

  • 連続短編集。
    登場人物の個性が豊かで短編でも充実してました。

  •  超高速参勤交代を映画で見て同じ¥7作者の話を読んでみることにした。ふふっと笑える楽しい話。人間味のある侍たちが出てくる。短編の5章が微妙につながっていて最後にめでたしめでたしなので読後感がいい。

  • ちょうど浅田次郎の「一路」を読んだ後だったので、安中の遠足(とおあし)の面々に親近感を覚えた。

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