- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758412513
感想・レビュー・書評
-
20170324
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「パンとスープとネコ日和」続編。
サンドイッチとスープのお店を切り盛りするアキコ、お店の人気も落ち着き、従業員のしまちゃんとの穏やかな日々。
これといって事件もなく、でも面白かった。
登場人物のそれぞれの距離感がいいのだと思う。
(図書館) -
一時は行列が出ていたカフェだが、客足が落ち着いてきてアキコに迷いが生じる。ただ、迷ってもマイペースで根本のところでブレない自然体のアキコがいい。体の中に入れるものは作った人の気持ちが入っているものが嬉しい――私もそう思います。たろちゃんを亡くした心の傷がなかなか癒えないのもよく判ります、こういうのって時間がたつと癒える部分もあるけど、後悔したり、懐かしくて会いたくてたまらなくなることって私にもあるから。結局、恋をなくしたら新しい恋でっていうのと同様のことが言えるのかな。最後に新しいご縁があってアキコの傷も癒えそうで良かった。
-
パンとスープとネコ日和 続編2作目。
変わらずドキドキワクワクするようなエピソードはありませんが、所々ほろっとくるのがこのシリーズの良い所です。
登場する年上女性達が何かと味があったりステキだったりするのも良いです。
私的にはお寺の奥さんの存在がとても癒し♡ -
やっぱり前巻ほどのインパクトはないけど、主人公のアキコさんが、たち直ってく姿には希望が持ててよかった。私も愛犬の死から、立ち直りたい。
-
群ようこさんのパンとスープとネコ日和シリーズ№2「福が来た」、2014.12発行です。アキコの朝は母とたろの写真を前に水とご飯を置くことから始まります。たろちゃんとの楽しかった日々を思い出しながら・・・、アキコは、几帳面な喫茶店のママ、純朴なしまちゃん、気さくで上品なお寺の奥さん、料理の先生など素晴らしい人々に囲まれて元気に暮らしています。ある休みの日の午前中、籠を抱えたしまちゃんと手提げ袋を持った痩せた素朴な青年がアキコの部屋を訪れました。しまちゃんの籠からどすこい系、2歳のキジトラ兄弟が~「みゃー」と
-
前作の続きが出ているということで、
2作目3作目をまとめ買い。
相変わらず、「おいしそう...」と魅せる表現力に脱帽です。
そして動物愛。アキコさんのたろちゃんへの愛が、やはり切ない。
やりきれないという部分はペットを飼ったことのある方は本当に共感できると思います。
だけど重たくない、人の温かみがじんわり沁みてくる作品です。
続きの3作目を読むのが今から楽しみです。