- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758413077
感想・レビュー・書評
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『道警大通署』シリーズ8作目。
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今回は鉄道ミステリーの要素が入ることで、リアリティーとスリルを高めています。
それにしてもレギュラーが登場すると嬉しさが倍増します。
特に気に入っているのが「ブラックバード」でのシーン。それぞれの性格がその言動によく表れていて楽しめるからです。
佐伯と百合が魅力的なのは当然だけれど、津久井と長正寺も好きなので、彼らにスポットを当てたストーリーもぜひ読んでみたい。
佐々木譲さんの作品では最も好きなシリーズなので、長く続いて欲しいと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
園芸店で盗まれた肥料から爆弾に使われるかもと推理し、少ない証拠から犯人を特定していくところはすごいです。
肥料を作った犯人を追うがわからの視点と、工具を盗んで捕まえたけど、逃げられてしまう。その工具を盗んだ少年を追いかける側の視点から書かれ、その2つが重なった時のドキドキ感。
ページが止まりませんでした。 -
今回は子供が絡む事件。
小さな出来事が1つの事件に繋がっていきます。
佐伯警部補と小島巡査部長のこれからも気になるところです。 -
いや~お見事。道警・大通警察署シリーズの真骨頂だと思います。展開も人物描写もパーフェクト。すぐに映画化できます。もう次回作が楽しみです。