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- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758420198
感想・レビュー・書評
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横溝的おどろおどろしさをフィーチャーした長編ミステリ。この手のミステリには珍しく挿入されている「読者への挑戦状」が形だけではなく、犯人を指摘できるだけの手掛かりはきちんと組み込まれている。あまりに入り組んだ話なので、事の真相をすべて追い切れるかと言えば疑問だが。モチーフがてんこ盛りなのはともかく、さすがに持て余し気味なのか、どれも扱いが中途半端に終っているのは残念。龍神の仕業にしか思えない異様な殺人の真相もとんでもない力業な上、犯人側にそんなことをしなければならない必然性がてんで見えないのだが、これはもう作者さんの稚気だと思って受け入れるべきなんだろう。
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ドキュメントタッチのこのシリーズにはまってます。
今回は「宮崎勤事件」に焦点があたってます。
あまり本編とは関係性が低いかも。
しかし、助手役のキャラクターというのはなぜ鬱傾向にあるのでしょうか?
それはひとえに探偵ができすぎなせいなんでしょうね。
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