陽だまりの迷宮 (ハルキ文庫)

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著者 : 青井夏海
  • 角川春樹事務所 (2004年5月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758431002

陽だまりの迷宮 (ハルキ文庫)の感想・レビュー・書評

  • 何年も前に買って読んだ本、再読。

    11人兄弟の一人一人にもう少しライトが当たっても良かった気がする。あと謎解きと真相、そして結末が今ひとつ弱い気が。でも、優しい物語でした。

  • 11人兄弟の末っ子が巻き込まれる謎と、それを解き明かしてくれる不思議なお兄さんのお話。
    途中確かに違和感はあったけど、それでもラストの種明かしには驚き。
    ただ、兄弟のキャラが立つほど濃くないので誰が誰やらさっぱりでイマイチ入り込めず。もう少し兄弟少なくしてそのぶん一人ずつピックアップした方が面白くなりそう。

  • 11人兄弟の末っ子の生夫が小学三年生のときにおきた不思議なこと。家族の身の回りで起きる小さななぞ、それを解くのは下宿人であるヨモギさん。兄弟っていいな羨ましいなと思える。
    2015.04.24読了

  • 好き。 日常のミステリーに小学三年生の生夫が挑むが最後はヨモギさんが解決してくれる。 多少都合が良過ぎる気がするし、エピローグはプロローグを読んだ時に思い描いたラスト通りやねんけど、そこに行き着くまでの流れが暖かい気持ちにしてくれる。 10人の姉兄の内の何人かのエピソードが無いので読みたかった。この設定では無理かも知れんけど続編希望。

  • 一人の作家を気に入るとひたすら追いかけていくタイプの読み方をしているんだけど、「スタジアム 虹の事件簿」以来、助産師探偵シリーズを読んだまま、その後、追いかけていなかった。検索したら何冊も読んでいないことに気づき、まとめて購入。
    3話が入っている連作なんだけど、気に入ったのは象の絵本の話。

  • 11人きょうだいの末っ子生夫の元に降り掛かる謎。その謎を解いてくれるのは下宿人のヨモギさんだった。日常の謎ものとしても大家族ものとしても中途半端な感じを持ちながら読んでいたのですが、ラストに訪れるとある解明で世界が一変します。物語に光が差し照らされます。それが多少無理強いでも気にならないくらい、鮮やかなやり方に驚きました。
    あらすじなどには「ほのぼの」という言葉で紹介されているのですが、実際には人の持つ厭な部分を書いて、それに対するフォローなしに済ませている部分も多くあるんです。まあ何もかもが丸く収まるって方が無理なのかもしれませんが、ちょいと気にはなるんですよね。

  • 装画 / ムラタユキトシ
    装幀 / 芦澤 泰偉

  • 子供の頃の記憶を探ってみませんか?

    そんな風に問いかけさせてくれる一冊。

  • 登場人物はみんな子供。だからみんな残酷で、その気持ちはかつての自分がそうだったはず

  • 「日常の謎」の解決をテーマとした書き下ろしの作品。凝った設定で、プロローグの初めの方を読むだけではそれから先、誰が主人公となるのか分からない。しかし、物語が始まると、これは大村家の11人兄弟の末っ子・生夫の小学生時代の回想の話だ分かる寸法。20年近くたった後の「プロローグ」と「エピローグ」にはさまれて、当時の下宿人だった「ヨモギさん」が解決してくれた不思議な話が語られる。『黄色い鞄と青いヒトデ』は双子の姉が登場する話。『届かない声』は、たくさんいた姉たちの話。最後の『クリスマスのおくりもの』は唯一の兄弟をめぐる話。いずれも大家族の大村家周辺で起こるちょっとした事件の解決が描かれている。

  • 2005年1月12日購入。
    2005年3月7日読了。

  • 日常の謎を解くミステリー。
    本編で明かされた下宿人・ヨモギさんの正体が腑に落ちない。

  • 日常の謎連作。謎は……ほんっとうに些細だよなあ。でもその「些細な謎」がいくつも組み合わさってくると、なんとも複雑で不思議な謎になっちゃう。そして、その謎が解き明かされちゃうとなんとも爽快。ううむ、「ちょっとしたこと」も見落としちゃあダメなんだな~。
    個々の物語も良いけれど、やはり最後に明かされる「ヨモギさんの謎」が見事。まさに「陽だまり」のような、ほんわかとした読後感の一冊。

  • 11人姉弟の末っ子が主人公。ほんわり感をねらい過ぎのような気もしないでもないがなかなかおもしろかった。最後にどんでん返し(?)みたいな内容があるが、ちょっと釈然としないかも。

  • 日常的というかやさしいミステリー。確かわたしが初めて読んだミステリーです。読みやすいよ。
    ヨモギさんがすっごいすっごい魅力的で半分ヨモギさんめあてで読んでた気がします
    兄弟いっぱいいる設定はちょっと鬱陶しかったりしたんですけどね

  • ★あらすじ★書き下ろし連作ミステリ。12人兄妹の末っ子・生夫は、久々の兄妹との再会場所で子供の頃のことを思い出していた。病気がちな子供時代に遭遇したいくつかの謎。いつも解決へと導いてくれた「ヨモギさん」の正体とは…?★感想★末っ子の視点に限定されているためストーリーが掴みづらく、ミステリとしても物足りなさが残りました。でもラストの展開では家族の絆が感じられて、優しい気持ちになれました。

  • <b> 【Story】</b><br>
    <br>
     12人兄弟の末っ子、生夫は両親の散骨された海で<br>
     姉の一人、茅弥と残りの兄弟たちが来るのを待っていた。<br>
     今日は二人の命日。<br>
     ふと、子どもの頃にあった不思議な「事件」たちと<br>
     それを解明してくれた下宿人の「ヨモギさん」の事を思い出した。<br>
    <br>
    <br>
    <b> 【Reading comment】</b><br>
    <br>
     12人兄弟…多…!<br>
     ですが全員が血がつながっている、というわけではなくて。<br>
     それがまた話を少しせつなくさせているわけですが。<br>
     全体に末っ子の目を通して見た大人の世界なので<br>
     少し盛り上がりにかけるというか、なんというか…<br>
     少し大人の残酷さというか薄情さが垣間見えたりしますね。<br>
    <br> 
    <b> (!) ここからネタばれ (反転して読んで下さい)</b><br>
    <br>
    <font color="dddddd">ラストの展開と「ヨモギさん」=「光兄ちゃん」と分かることで<br>
    優しい気持ちにしてくれます。<br>
    特にそれまで光兄ちゃんが少し冷たい印象だったのが<br>
    ラストで一気に株を上げたというか…よかったよかった。<br></font>

  • 謎とき部分はちょっとムリがあるところも多いけど、このオチはとても好きです。

  • <B>[ Story ]</B><BR>
    <BR>
     12人兄弟の末っ子、生夫は両親の散骨された海で<BR>
     姉の一人、茅弥と残りの兄弟たちが来るのを待っていた。<BR>
     今日は二人の命日。<BR>
     ふと、子どもの頃にあった不思議な「事件」たちと<BR>
     それを解明してくれた下宿人の「ヨモギさん」の事を思い出した。<BR>
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     <B>[ Reading comment ]</B><BR>
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     12人兄弟…多いぃ…!<BR>
     ですが全員が血がつながっている、というわけではなくて。<BR>
     それがまた話を少しせつなくさせているわけですが。<BR>
     全体に末っ子の目を通して見た大人の世界なので<BR>
     少し盛り上がりにかけるというか、なんというか…<BR>
     少し大人の残酷さというか薄情さが垣間見えたりしますな。<BR>
     <BR>
    <BR>
     <B>(!)</B> ここからネタばれ (反転して読んで下さい)<BR>
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    </FONT><FONT color="#eeeeee" size="2"> ラストの展開と「ヨモギさん」=「光兄ちゃん」と分かることで<BR>
     優しい気持ちにしてくれますな。<BR>
     特にそれまで光兄ちゃんが少し冷たい印象だったのが<BR>
     ラストで一気に株を上げたというか…よかったよかった。<BR>
    <BR>

  • 日常の中の謎を解く3話の短編集。殺人など起きなくてもミステリーってあるものだなぁ。エピローグで少し涙目になってしまった。心にじーんとくる良作だと思う。

  • 十一人きょうだいの内、4人は父の連れ子、4人は母の連れ子、あとの3人は両親の子、という複雑な環境にいる生夫の目で語られる。
    病弱な生夫の日常にポツリポツリと現われる事件は 事件とも言えないものかもしれないが それでも謎を抱えた生夫は 家族のことを想い 彼なりにあれこれと考えをめぐらすのである。しかし 所詮小学三年生の生夫のこと、考えつくことはたかが知れている。そんなところに現われて造作もなく謎を解いてくれるヨモギさんは 生夫にとってヒーローにも近いものだったのだろう。長じても懐かしく思い出すほどなのだから。
    けれど、ヨモギさんは本当に下宿人のヨモギさんなのだろうか。それすらもミステリになっているのだ。じわりと瞼が熱い。

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