死ニ方用意: 小説臼淵大尉 (ハルキ文庫 は 5-7)

著者 : 長谷川卓

• 角川春樹事務所 (2005年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[とよぼーさんの感想 · 2023年4月4日]

－あなたは悔いのない生き方をしましたか。
－はい。
－それはよかった。悔いがなければ長さは関係ありませんからね。

[kacchanさんの感想 · 2011年10月18日]

転勤する際に、上司がくれた一冊。
「負けて目覚める」今の自分に響いて、激しく胸を打ちます。M次長に感謝。

[明治さんの感想 · 2005年12月29日]

映画「男達の大和」を観てちょっと興味が沸いたのが、この海軍大尉臼淵磐。家族を愛し、ハモニカを愛し、歌と芝居を愛した21年の軌跡。映画では長嶋一茂が演じてました。

著者プロフィール

１９４９年、小田原市生まれ。８０年、群像新人文学賞を受賞。８１年「百舌が啼いてから」が芥川賞候補となる。２０００年には『血路―南稜七ツ家秘録』で角川春樹小説賞を受賞。本書は、一介の部屋住みの身から将軍に上り詰めた吉宗の裏の顔を描いた歴史時代小説の復刊である。著書に「嶽神伝」（講談社文庫）、「戻り舟同心」、「北町奉行所捕物控」、「高積見廻り同心御用控」（すべて祥伝社文庫）シリーズなど。２０２０年１１月、逝去。

「2023年 『運を引き寄せた男　小説・徳川吉宗』 で使われていた紹介文から引用しています。」