怖い本 5

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 70
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758432184

感想・レビュー・書評

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  • 表紙がコワイねん!こっち見んな! この巻から本文イラストが。。。ハガキで隠しながら読まなくてはならなかった。怖い。怖すぎる。

  • 2014.01.09

    思ってたより怖かった。
    やたらと腹を割かれてたり顔が潰されてるぐちゃぐちゃな霊が出てくるのは過剰表現だなと思った。怖がらせようとしてるのだろうけど、醒める。
    書き方は淡々としてる新耳袋のほうがゾクゾクする。
    しかし写真ページはやめて欲しい。手で隠しながら読んだ。

  • 印象に残った話。
    古本屋で買った本に遺書が書かれていた話は嫌です。
    よく古本屋を利用するので、現実感がありました。
    この本も古本屋で買ったので思わずチェックしてしまった。

    それから、家にまつわる話が多かったような気がする。
    家の庭に髪の毛がたくさん埋まっているのは困る。
    住処は、金銭的な理由からもちょくちょく変えれるものではないので、大変です。

  • 念願かなって手に入れたマイホームは中古住宅、その家はとにかく“腐りやすかった”。曰く付きの「レンタン」カーとは。友人の別荘に前乗りした夜に現れたもの……著者お得意の実話心霊譚。
    相変わらずこのシリーズは怖い。淡々として、それでいて厭な感覚を覚える文章がそう思わせるのか。その上に表紙がまた……怖い。

    ……のだけれども、この著者の「東京伝説」シリーズを読んでいると、心霊系の怖い話の方がまだ安心して“怖がれる”ような気がするのが、何とも奇妙でもある。

  • 【目次】
     当主口上
     縄跳び/七井戸トライアングル/腐敗の家/出会す/ためいき/PA/キャンプファイアー/ダンボールハウス/縛り髪/白鳥のような……/レンタンカー/帳尻/厭な夜/代わり/百均本/あわてんぼ/米いじり/おしらせ/川原/癖/握り鬼/返報/独楽/チラ見/チハル/ブランド/魂手箱/高架橋/疑問形/まえのり/思い影/微酔い二題/湖上にて/リサイクル/帰宅/鉄階段/川面/途中下車/夜の声/負の遺産/もしもし……/家に霊がいるかどうか知る方法

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著者プロフィール

1961(昭和36)年、神奈川県川崎市生まれ。法政大学中退。デルモンテ平山名義でZ級ホラー映画のビデオ評論を手がけた後、1993年より本格的に執筆活動を開始。実話怪談のシリーズおよび、短編小説も多数発表。短編『独白するユニバーサル横メルカトル』(光文社文庫)により、2006年日本推理作家協会賞を受賞。2010年『ダイナー』(ポプラ文庫)で日本冒険小説協会大賞を受賞。最新刊は『俺が公園でペリカンにした話』(光文社)。

「2023年 『「狂い」の調教 違和感を捨てない勇気が正気を保つ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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