性格交換 (ハルキ文庫)

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著者 : 吉村達也
  • 角川春樹事務所 (2007年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758432917

性格交換 (ハルキ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 陰鬱な性格の妻と結婚した事を激しく後悔する夫と、自分の陰鬱な性格が嫌で嫌でたまらない妻。生真面目な性格の夫は異母弟に相談したところ自分の殻を破って不倫をする事を勧められ生真面目にもその通り実行してしまう。。。妻は自分の性格を変えたいが為に怪しい性格交換サイトに入会してしまうが、ある事件をきっかけに夫に性格交換サイトの入会がバレテしまう。。。この夫婦のすれ違いはどんな結末をむかえるのか!?

  • 吉村さんの本ははじめて。
    もっと硬い文章の人だと思って避けていたら、思いのほかエンタメ。
    妻、礼子が暗い性格を直したくて性格交換サイトに登録。友人の真亜子には相談。
    夫、博は暗い妻がうとましい。最初からなんで二人が夫婦になったのか…?
    男性目線の話しかなぁ。

  • 結婚三年目の南田礼子は、陰気な性格が夫に嫌われているのを察し、それを変えたいと思っていた。そんなある日、ネットで『性格交換案内所』という奇妙なサイトに出会う。自分と他人の性格を交換するという、常識では実現不可能と思える世界にはまってしまう人たち。前半、あまり物語が進まない感じで飽き気味だったが、ラストは急展開で面白かった。

  • 地味で感情表現が苦手な妻と堅物で慎重な夫
    お互いの性格を頑固に変えない、互いに擦り寄らないが為に結婚生活に不満が溜まるなか、解決策を互いに探求

    堅物な夫は妻とは別タイプの女性と浮気
    一方、妻は性格交換サイト(怪)での性格交換……
    その性格交換サイトに誘発された事件が周辺で続出する

    完全なる世にも奇妙な物語ワールド
    結末まで、うーん?てなトコまで・・・
    ただ展開は面白い、TVショー的な娯楽作品

    根本的な性格とキャラを分離、性格を変えることが難しくても、キャラを作ること、演じることは可能
    結婚はキャラを作ることで互いの歩み寄りが必要ってな教え

    ・・・一理有り
    子煩悩なパパを演じてる部分を感じる傍ら、自由な時間を追求する自分がいる辺り……納得

  • 自分の性格を変えたいと思う事、、誰でも一度くらいあるのかな。。
    性格交換案内所・・・それに入会すると、いくつかの質問がある。
    あなたの愛すべき性格的弱点は?
    あなたの憎むべき性格的弱点は?
    この質問がこの小説の全てを言い表しているような気がする。
    どちらも、《弱点》なのだ。。
    ま、現実に性格交換などできるわけじゃなく、、単なる心理操作だと言うことはすぐわかる。。

    例えば、自分の性格が嫌いで、変えたいと思ったとする。
    その変えたい部分を、冷静に両面から見てみる事だと思う。
    そうすれば、こんな怪しいネットサイトには入会しないだろう。

    って、、結局、最初に性格交換候補相手が5人提示されて、、
    その中にいなくて、さらに候補を見たければ10万円払えという時点で詐欺なのだが。。(笑)

  • 確かにね、自分の性格がもう100%大好き! という人はそういないでしょう。みんなどこかしら、自分の性格に不満を持っていて、変えたいと思う部分はあるものだと思います。だからって……他人の性格と交換しようというのは、きっと何かが違うよなあ。
    そしてやっぱり、そんな怪しいことに手を出すと恐ろしいことになるよ、という展開。だけどこの話が本当に恐ろしいのって、この「性格交換」のからくりが分かったあとなんだけどね。この仕組みに納得はできたけれど、怖いのなんのって! つまり、誰にでも少なからずそういう要素があるってことで……怖っ!

  •  意を決して10歳年上の博と結婚し、幸せを掴んだはずの礼子だったが、結婚して3年目となった今は、自分の暗い性格が夫に嫌われているのではないかと不安な日々を過ごしていた。それを友達の真亜子に相談したところ、【性格交換案内所】というサイトの存在を教えられる。一方、夫の博の方も礼子との結婚生活の不満を、血はつながっていないが女性経験豊富な弟に相談していた。

     常識的に考えれば、自分と他人の性格を交換できるなんてありえないことであるが、ネットの特質や、人間の弱い部分をうまく利用し、この【性格交換案内所】は本当にAとBの性格が交換できたかのように作用する。本当に現実にも詐欺として通用しそうなくらいにうまくできていて、これだけでもただ単純に感心してしまった。心理学としておもしろい。それに見事にはまっていき、操られていく登場人物たち。最後はホラー的な要素もありつつ、うまくまとまっていたストーリーだったなぁと。

  • 結婚三年目の南田礼子は、陰気な性格が夫に嫌われているのを察し、それを変えたいと思っていた。そんなある日、ネットで『性格交換案内所』という奇妙なサイトに出会う。自分と他人の性格を交換するという、常識では実現不可能と思える世界。しかし礼子は、その効能を信じ、会員登録をしてしまう。一方、堅物な夫の博は、もっと柔軟な性格になるべきと、弟から浮気を勧められ、いつもと違う人格で美人受付嬢と不倫の世界に。夫婦で第二の自分を求めていたころ、世間では性格交換によると思われる殺人事件が次々に…。

  • 自分が理想とする人間との性格を交換できるサイト。都市伝説の域を出なかったそれが社会現象を引き起こす。性格交換が生々しいリアルを呼び起こすのは、現代が病んでいるからかもしれない。

  • H19.8.6 読了
    結婚3年目の礼子は、かねてから自分の暗い性格を変えたいと考えていた。しかし、夫の浮気を感じ取り、夫も自分の暗い性格が嫌いなんだと感じたとき、友人の久野真亜子にネットで話題の性格交換案内所を紹介してもらう。
    しかし、その後その性格交換所が絡んだ殺人事件なんかもおきて…

    サイコホラー物っていうのかな。確かに恐い話であるし、題材も面白いと思う。
    しかし、途中で先が読めてしまった感がある。終わり方もいまいちでした。

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