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- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758433013
感想・レビュー・書評
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2016年2月11日読了。
2016年65冊目。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いい具合に気持ちの悪いお話が集まっています。
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色々と怖い人について書かれているのだが、私が印象に残った話は、髪の長い女の人が、同様に髪の長い女の人にバスだかに乗っていたときに髪をしばられていて、なおかつカッターを持っていたという話。どうして自分の髪の毛が他人の髪の毛に結ばれているのに気がつかないのかなと不思議に思ったが、彼女はその後、ショートカットにしたという。いずれにしても嫌な話しだ。
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7月17日読了。平山夢明氏による怪談話集。夏向けにちょいと怖い話を読んで涼んでみようかーという個人的企画にて読んでみた。超自然現象や怨霊よりコワイのは、隣にいるのに何を考えているか分からなかったり、突然キレたりする「人」であるということか。・・・ま、本当に「死ぬような目」に遭った人からは話を聞くこと自体できないわけで、この本に出てくる「怖い人」たちは所詮刃物で自分を傷つけたり語り手の社会生活に影響を及ぼす程度で、怖い人全体のレベルの中では中の上を超えるものではないんじゃないかなーとも思ったりもする。