悲桜餅: 料理人季蔵捕物控 (ハルキ文庫 わ 1-3 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.14
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本棚登録 : 397
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758433174

感想・レビュー・書評

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  • なんやかんや言いつつ、季蔵さん2作目も借りちゃった。
    前作では、長次郎の後を継いで、匕首を奮うか否か、迷いあぐねているような様子の季蔵。
    そこから今作は1年ぐらい経っているらしいが、それでもまだ迷いは吹っ切れておらず。
    塩梅屋の方はばっちり引き継いでおりますがな。
    料理の描写は相変わらず少なめで寂しい。

    今回は、太田屋という悪の権化(笑)に因んだ連作短編4編。
    身内はすんでのところで助かり、そうでない人は運悪く殺されてしまうのは、多少ご都合主義が見え隠れする。

  • あまり面白くないものの何冊かまとめて購入したのでとりあえず読む。
    捕物のラストがあまりにもアッサリしているのが逆に斬新。
    2冊目なのに人物達にいっこうに親しみが湧いて来ないのが残念。

  • 娯楽時代小説というのは、往々にして、展開早すぎ、うまく行きすぎ、というものが多い。このシリーズもそんな気がします。シリーズ2作目ですが、3作目以降読むかどうか微妙です。

  • 25冊目に借りた本。

    季蔵2冊目、2冊目もうすぼんやりとした事件と、料理と、解決がみられる。
    今まで読んだ数冊の時代小説のうちで一番、うすぼんやり。

    読み終わった後に、多分感覚としては、季蔵の店の通りに面してはす向かいくらいに商店を出してる私が出入りするお客さんからの噂話や、店への出入りから想像しているくらいの情報量と、人づてに聞いた感しか残らない。

    こんなに登場人物たちがどれも半端なんてことがあるかなぁ。
    強いか弱いかも熱いんだか冷めてるんだかもわからない季蔵、季蔵のことが好きなんだか度胸が据わってるんだかわからないおきく、大物のような雰囲気をかもしだそうとしているけれど、言動すべてが小物感たっぷりの烏谷、江戸っ子らしさをだそうとしてるかもしれないけどどうも気風も威勢も粋さも足りない豪助、他の登場人物もこれでもかというくらいに性格が活きてない。

    でも、シリーズ化しているということは、今後の展開が面白いのかな・・・。

  • 物語に魅力がないなぁ
    でも、読み続ければ大丈夫!

  • いまいちの第1巻目だったので、もう読まないかと思っていたら、図書館に並んでいたので、借りちゃいました。
    丁度、会社のお客様から 長命寺の桜餅を頂いたところだったので、タイミングがよく、★2つになりました。長命寺の桜餅をお土産に頂いていなかったら、★1つだったかも。

    他のレビューを書いた方にもお見受けしますが、高田郁から流れている方が多いようですね。私もその一人。でもなかなか高田さんの本は図書館に予約しても借りられないので、このシリーズを手にとってしまいました。結構シリーズとして長いので面白くなってくるのかと楽しみにしているのですが・・・どうでしょう?!

  • 高田郁さんからフェア繋がりで読んでみたのですが、、、
    うーん、なにか違う。
    料理が美味しそうじゃないし、話もグッとこない。
    気になってただけに残念です(^_^;)

著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学大学院修了。「料理人季蔵捕物控」「口中医桂助事件帖」「鶴亀屋繁盛記」「余々姫夢見帖」「お医者同心中原龍之介」「鬼の大江戸ふしぎ帖」「はぐれ名医」シリーズなどの時代小説を精力的に執筆するとともに、現代ミステリー「青子の宝石事件簿」シリーズ、『わらしべ悪党』も刊行。

「2023年 『花人始末 椿の花嫁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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