悲桜餅: 料理人季蔵捕物控 (ハルキ文庫 わ 1-3 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)
- 角川春樹事務所 (2007年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758433174
感想・レビュー・書評
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なんやかんや言いつつ、季蔵さん2作目も借りちゃった。
前作では、長次郎の後を継いで、匕首を奮うか否か、迷いあぐねているような様子の季蔵。
そこから今作は1年ぐらい経っているらしいが、それでもまだ迷いは吹っ切れておらず。
塩梅屋の方はばっちり引き継いでおりますがな。
料理の描写は相変わらず少なめで寂しい。
今回は、太田屋という悪の権化(笑)に因んだ連作短編4編。
身内はすんでのところで助かり、そうでない人は運悪く殺されてしまうのは、多少ご都合主義が見え隠れする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あまり面白くないものの何冊かまとめて購入したのでとりあえず読む。
捕物のラストがあまりにもアッサリしているのが逆に斬新。
2冊目なのに人物達にいっこうに親しみが湧いて来ないのが残念。 -
娯楽時代小説というのは、往々にして、展開早すぎ、うまく行きすぎ、というものが多い。このシリーズもそんな気がします。シリーズ2作目ですが、3作目以降読むかどうか微妙です。
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25冊目に借りた本。
季蔵2冊目、2冊目もうすぼんやりとした事件と、料理と、解決がみられる。
今まで読んだ数冊の時代小説のうちで一番、うすぼんやり。
読み終わった後に、多分感覚としては、季蔵の店の通りに面してはす向かいくらいに商店を出してる私が出入りするお客さんからの噂話や、店への出入りから想像しているくらいの情報量と、人づてに聞いた感しか残らない。
こんなに登場人物たちがどれも半端なんてことがあるかなぁ。
強いか弱いかも熱いんだか冷めてるんだかもわからない季蔵、季蔵のことが好きなんだか度胸が据わってるんだかわからないおきく、大物のような雰囲気をかもしだそうとしているけれど、言動すべてが小物感たっぷりの烏谷、江戸っ子らしさをだそうとしてるかもしれないけどどうも気風も威勢も粋さも足りない豪助、他の登場人物もこれでもかというくらいに性格が活きてない。
でも、シリーズ化しているということは、今後の展開が面白いのかな・・・。 -
物語に魅力がないなぁ
でも、読み続ければ大丈夫! -
高田郁さんからフェア繋がりで読んでみたのですが、、、
うーん、なにか違う。
料理が美味しそうじゃないし、話もグッとこない。
気になってただけに残念です(^_^;)