- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758433556
感想・レビュー・書評
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公安捜査シリーズ 第2弾
特別捜査チームの特命を受け、覚醒剤密輸事件の内偵中の蛍橋は、京都で麻薬取締官・四角哲也の殺害現場に居合わせてしまう。
殺害された四角は妻の死亡事故に暴力団の影を感じ動いていた。
蛍橋は四角の最後の言葉の「キョウコ」を探すが、密輸事件に医療法人・桜慈会と福祉サービス会社・AIZENが関連し、それにキョウコも巻き込まれている臭いがしてくる。
蛍橋は懇意の三好組の力や、捜査刑事・鹿取と児島の力を借りながら、田中警視長の密命を遂行する。
北朝鮮が絡む覚醒剤密輸事件で、福祉利権を貪る官と民の不正が暴き出される。
今回もお馴染みなメンツが登場します。
三好組は昔気質で今野敏の「阿岐本組」を彷彿とさせます。
しかし蛍橋はなんでこんなにモテるんだろう。
蛍橋と北朝鮮との決着が次作でつくのかな?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
北朝鮮からの覚醒剤密輸事案を内偵中だった、神奈川県警公安二果の螢橋政嗣。監察対象者を追うさなか、螢橋は殺人の現場に遭遇してしまう。殺されたのは麻薬取締官・四角哲也。彼は、広域暴力団仁友会の小山こと在日北朝鮮人・申勲を内偵中に妻を殺され、復讐に燃えていたという。螢橋はやがて、とある病院と老人ホームへたどりつく。北朝鮮との闇のつながりとは果たして何なのか?大好評のシリーズ第二弾。
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主役は児島なのか蛍橋なのか?
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yonda...
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事件そのものより登場人物達のキャラが魅力的。
すごく面白いとかそういうこともないのだが、次も読んでみたいと思ってしまうシリーズ。 -
シリーズ第2弾。
螢橋は、麻薬取締官の殺人現場に遭遇するが・・・
事件自体はそんなでもないけれど、登場人物が魅力的。
どんどん読めちゃう。 -
公安刑事・蛍橋が活躍するシリーズ第2弾。
第1弾では、捜一の若手刑事・児島とのダブル視点で描かれていたのですが、今作はあくまでも蛍橋が主人公。
私としては児島が好きだったので、後半、鹿取とのコンビで出てきた時は、ちょっとニンマリ。
ストーリーとしては、現実にはあり得ない展開で、あくまでも娯楽作品として読むことをお勧めします。
前作もそうだったんだけど、敵対している相手像があんまりうまく描かれてないのが、ちょっと不満かも・・・ -
2008年102冊目。